塩沢貴良@経営に役立つ情報発信

1975年1月29日生まれ。妻、息子、飼い猫ララ♀と北区浮間に暮らす。職業は事業再生コ…

塩沢貴良@経営に役立つ情報発信

1975年1月29日生まれ。妻、息子、飼い猫ララ♀と北区浮間に暮らす。職業は事業再生コンサルタント。認定支援機関として事業計画の立案。経営をたった2日間で学べる「マネジメントゲーム」の西研究所公式インストラクターとして会計をやさしくわかり安く伝える。

最近の記事

マイナンバーカードのメリット・デメリット

マイナンバーカードが批判の的にさらされている。少し感情的になりすぎているようにも思えるので、マイナンバーカードのメリット・デメリットについて整理していきたい。 マイナンバーカードの普及率 令和5年4月の時点で67%まで普及してきている。令和4年は59%となっており、1年で8%伸びた。県別では宮崎県が79%と全国トップになっている。宮崎県時城市では人口が16万人もいるにも関わらず、なんとその普及率は93.8%を占めるという。その理由は時城市独自の施策「マイナちゃんカー」を職

    • 人間評価の方法

      人物をどう評価するか? イーロン・マスクの人物評価は?ビル・ゲイツは?ジェフ・べゾフは?すごいと思う人の共通点。きっと出世するに違いない。さて人と会って人物を評価する時、あなたはどんな基準で判断しますか?以下5つの判断基準についてまとめてみました。 1.理論を持っているか? まずは何と言っても理論をもているか?理論とは戦略のこと。目的に対して普遍性の原理があるあかどうか。戦略とは「打撃の方向」どちらか一方。6ヶ月後にTOEIC750点とるといいながら、戦術英語の勉強を

      • 自殺を選ぶ人を減らすには?

         タレントのryuchellさんが12日亡くなった。現在警視庁は自殺を図ったと見て死亡した経緯などを調べている。お悔やみ申し上げます。 これからの記事は気分が暗くなることもありますので、見たくないい方は見ないでください。  さて、「自殺というテーマ」はあまりブログで書くにはふさわしくないように思われるが、経営と自殺は避けて通れない、時に知らないでは済まされないこともあることなので、一度調べて見ることにした。 自殺のイメージ  自殺者についてのイメージはどのようなものを持

        • 【経営に終わりはない】藤沢武夫著 本田宗一郎と本田技研を二人三脚で世界的企業に育てた男

          この本を読んだ目的藤沢武夫氏はどのように本田技研を本田宗一郎氏と拡大してきたのか。その手法を知りたい。現代にも通じる再現性を知りたい。 読んで良かった3つのポイント 1.戦略決定  読み進めるなかで、藤沢武生氏と本田宗一郎氏は日夜べったりと一緒にいて、意思疎通を行なっていないことがわかった。よく話し合っている時機は一緒に会社を始める前と、その後しばらくの間の期間の記述が多い。短い話し合いの期間でお互いに何故、信頼して仕事を任せることが出来たのか。それは藤沢武夫氏は本田宗

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          なぜ日本代表はスペイン、ドイツに勝利し、クロアチアに負けたのか?森保ジャパンが私達に教えてくれたこと。

          日本と戦うクロアチアの戦略とは?日本対クロアチアの戦いをスポーツ記者ではではない、経営コンサルタントが独自に分析する。クロアチアが勝った主な理由は3つ。 1.気を引き締めるクロアチア  ドイツ、スペインと逆転勝ちをした日本に対し、当然クロアチアは警戒を強める。ではどの程度日本は警戒されていたのか?クロアチアの新聞「Vecernji List」によると、クロアチアが日本と戦う前にこんな記事が出ていた。報道によるとクロアチアが森保ジャパンを最大警戒していいたことがわかる。

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          なぜサッカー日本代表はドイツ、スペインに勝利したのか?

          偶然の勝利ではない森保監督の戦略と戦術 12月2日金曜日早朝サッカーワールドカップ日本代表は、ドイツに引き続きスペイン戦でも2-1で勝利した。前半0-1で負けていた試合がなぜ勝利したのかをサッカーを普段見ない私が「経営コンサルタントの視点」で解説する。 勝利した理由は3つ日本代表はどのように勝利したのか。ドイツ戦、スペイン戦を通して共通したポイントに注目すると、森保監督が冷静に選手たちの実力を分析し、戦略を打ち立て、戦術を練っていったことがうかがえる。 ①海外チームで活

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          【新説桶狭間の戦い】太平洋戦争の生き残り。山西野戦軍司令官が分析する信長の戦略戦術とは?パート1

          脳力開発 第一章桶狭間の合戦の信長に学ぶ (1)信長の戦略決定 信長という人物 織田信長と言う人間は決心が早いとか短期であるとか言われています。しかしそういう抽象的な言葉は本当にその人間を表しているのでしょうか。例えば決心が早いと言う男は、反対の面から見ればおっちょこちょいと言うことになります。信長が短期で生終戦のうまい男だと言われているのは彼を小説に書いた作家たちが言ってることなのです。信長の戦の仕方を見ていると、奇襲戦をやったのは桶狭間の戦い一回だけです。 30分

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          【職場のトリセツ】脳の仕組みを理解すればうまくいく。上司と部下のコミュニケーションエラーはどうして起きるのか?(講演会のまとめと感想)

          黒川伊保子氏の研究とは 人工知能研究者 AI元年といわれる1983年全く新しい人工知能を研究する一員として富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(現富士通)で14年間にわたり人工知能(AI)開発に従事。1991年に4月に全国の原子力発電所で稼働した世界初の日本語対話型データベースを開発。AIのペルソナは「35歳美人司書」。そこで、映画やドラマをなどの人間関係をシステム工学で観察すると男女の会話に違いがあり、脳に流れる電気信号にも差があることを発見する。 この特徴を捉えて会話を

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          【脳力開発】日本経済停滞の理由はこれだ?今注目される城野宏の分析方法とは? パート2

          日本人と欧米人の違い 日本は組織の中で動く。そのことは古事記の中で灌漑により米を収穫してきたことから分かる。まわりの人がどう思うか?神さまよりも村八分が怖い。村八分は田に水を入れてもらえない。田植えの時期に協力してもらえず、収穫量は激減する。 それに対し欧米の文化は中東から発生した。水の少ない地域に遊牧するスタイルで、水場の奪い合いになる。協力ではなく、どちらの家族が水場を取るか。その理由からIやYOUと言った誰が「所有」しているのかを明確に分ける。日本は主語が不明瞭でも

          【脳力開発】日本経済停滞の理由はこれだ?今注目される城野宏の分析方法とは? パート2

          【脳力開発】日本経済停滞の理由はこれだ?今注目される城野宏の分析方法とは? パート1

          日本経済が失われた30年といわれている。しかしながらその分析がなされているのか、原因はどこにあるのか。たまにニュース記事に出るがどれも行動を変えるほどのインパクトがないように思える。そこで筆者がある研修の中で出会った「城野宏 脳力開発」を用いて現在の長期停滞の原因を探っていく。                      城野宏 脳力開発より 城野宏が分析した当時の日本 1900-1969年の日本の経済成長は70年間で150倍年率平均10%以上の成長を続けた。同期間のイギリ

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