終身刑


「死ねばいいのに」

「なんで学校来てんの?」

「見るだけで気持ち悪い」

「うわっ!ブッッス!」

「早く死んでよ」

「え?そんな約束知らないけど」

「なんでそんなにきしょいのに生きてられるの?」

「きもいんだよ被害者のつもりですかwww」

「かまちょじゃん」

「あの子達に聞いたらいじめじゃないって、考えすぎじゃない?」

「いじめなんて気の持ちようだよ、ふざけただけじゃない?」

「いじめで休むなんて情けない!お母さんの頃は、、、」




ああああああああアあああ嗚アああああああああ

これは幻聴だ幻聴幻聴幻聴幻聴幻聴환청幻聴幻聴幻聴幻聴

私はもういじめられてはいない、憎いあいつらはここにはいない、いないのだいない声も聞こえないのだ

いや、確かにいるのではないか、耳を塞いでも聞こえるこの声は、

醜い醜い醜い辛い死にたい죽고 싶어死にたい

One day,相談室の前、聞こえてきた声、死ねば良いと、私なんか早く死ねば良いと、なぜ生きているのか、確かにそうだ、なぜ生きていた、なぜ、涙を流してまで生きていた

あははははと笑い声が聞こえてきた、学校に来たら靴がなかった、かわりに紙屑が入っていた、開かなかった、もうわかっていた、内容もなにもかも自分がなにをすべきなのかもわかっていた

私がいることを悟られないように息を殺していた、このとき殺すべきは声じゃなくお前たちだった


Also,手紙があった、私と仲がよかった子の名前だった、油断した、全て油断していた、油断、油を断る?油断?yudan

開こうとした、開けなかった、指が血で濡れていた、何やら痛い感覚がある気がした、見た、指が切れていた、親指からどくどくと血が出ていたIt was ugly

見てみると便箋のめくる部分にカッターナイフの刃が付けられていた、思わず関心してしまった、痛かった、죽은 좋겠다

この人達は私にそんなに死んで欲しいのだなと実感した、その指のまま、既にあることを知っているカッターナイフの刃を避けずに開けた、さらに血が出た

× ×ちゃんからのものではなかった、字が違った、指を切るために名前まで偽るのかと笑ってしまった

まずは手当り次第に長いものを探した、縄跳びでは伸びるせいで上手くいかないので、今回はカバンの紐にしたそれは실패だった

next,クローゼットの開け口に紐を通し、頭を通し、首を吊った

高さが足りないので座った、かばんの紐のよいところはなんと言っても調節出来ることである、しめて、目を瞑った

心地よい息苦しさであった、夜の息苦しさとは、学校での息苦しさとは全く違う、ああそう言えばあたたかいとはこんな感じだと思った、目を開けた、色がついていた、I'd rather die

世界に色がついていた、今までモノクロの全て冷たくしか感じられない周りのものたちがあたたかく包んでくれていた

死ぬとは心地よいものだと思った、この時点でお察しなのだが、死ねなかった

調節できるということは重さがかかると伸びてしまうということである、普通に、死ねなかった、すまんなと思ってブロンを飲み過食をして吐いてコーラックを飲みまたブロンを飲んだ

腹が痛くて胃薬を飲んだ、contradiction,また吐いたのでまたブロンを飲んだ



はっと目が覚めた、そうか、これは夢か

いや、夢ではない、これは確かに起きたこと、私の身に起きたこと

どっとつかれてふと自分の手首を見ると血が出ていた、指を見ていると血は出ていなかった

いつまでもこの夢を見続ける

ずうっとずうっと死んでいる、死にながら死ねずに生きている

また聞こえてきた、まだ夢の中なのか、私は、もう、あいつらの声は聞こえないはずなのだ

好きな人の声を思い出そうとした、だけれどやはり思い出せず、あの時なんて言っていたかなと一生懸命考えて涙が出た

好きな人の声はすぐに消えてしまったのにお前だけはいつまでも消えないのだなと、いつまでも着いてくる足枷のようだ、繋がれていないように見えてもしっかりと繋がれていた

ずっとずっと死ぬまで足枷でつながれ耳元で死の言葉をかけられる

これは夢なのか、まことなのか、現在なのかさっぱり分からなくなった、このnoteは夢の中のものなのか、あなたに届いているのか、わからない

いつかお前が不幸になり私が幸せになったときこの夢は冷めるのだろうか、いや、この夢に幸せなどないのだろうか

はやく、はやく死ねますように、ああそうだ、死ぬことがこの夢からでる条件なのでは無いだろうか

死ねばなにも聞こえなくなる、話せなくなる、見れなくなる、それは死ぬことを悪いことだと引き留めるような言葉だと思われているのだろうが、メリットにしか聞こえない

ああそうだ、はやく死んでしまおう、

さっさと飛び降りて死んでしまおうではないか

ああ、私の勝ちである

お前の手で死ぬまで生かされず、私は自ら、自ずから、自分の手で死ぬのだ

私は負けてなどいない、死は負けでは無い、私たちは貫いたのだ、ああ褒め称えよう、最後の時くらい自分を好きになってもバチは当たらないだろう

ああ醜く息苦しい腐った世界へ

私は先に美しく心地よい世界へと行きます

ああお前、お前らへ

永遠に生きればいい、腐った世界にはゴミがお似合いだ

さようならさようなら、私はやっと飛び立てるのです。ああごめんなさい、先に行く不孝をお許しください。

きっと、きっと、身を挺して殴ってくれたこと、教育のために蹴ってくれたこと、私のために私の大切なものを捨てたこと、私の大切な人を暴行したこと、お返しします。

どうかどうか、幸せに。

さようなら。


(このnoteはフィクションです。一切現実事項、作者に関係はありません。)