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最近読んだ書籍のメモ

①UXデザインの教科書
②観察の練習
③「行為のデザイン」思考法
④さよなら、インタフェース-脱「画面」の思考法
⑤融けるデザイン
⑥誰のためのデザイン?
⑦未来を築くデザインの思考法
⑧ふつう
⑨まなざしのデザイン

人の行為×インタラクションの関係性

"人の全ての行為には理由がある"

インタラクションデザインは、Webサイトやアプリの「理想的なUX」を実現するために、ユーザーと製品の相互作用をプロデュースするデザインの考え方。

5つの基本原則
1次元:言語(ボタン、ラベルetc.)
2次元:視覚的表現(タイポ、画像、イラストetc.)
3次元:ユーザー接点(キーボード、スマホetc.)
4次元:時間(ユーザーの時間軸の考慮)
5次元:操作や行動(ユーザーの感情の重視)


Q. 「操作感」や「ユーザーのストレス軽減」などの考慮をしなくてはならないのは何故か?

A. UIUXは人間の思考(デザインの欲求階層説)と深く関わっているため、人の工夫を許容するUIデザインと、私たちに使いこなされるようなシステム設計を考える必要がある。

人間は行動に至るまでに様々な思考を繰り広げているので、ユーザーが知覚したものの解釈(評価)や主観的な感情を把握することが大切。

ユーザーが参加して価値が生まれる=必要な手段


個人的に観察の練習の店員の「いらっしゃいませ」が含む意味のリサーチが、実際に自分も感じていたことで共感したため、印象に残った。

挨拶という客への親切な対応の形と、同様に"自然"に客が来たことに対する注意を周囲に促す、複数の情報を一つの言葉に込める行為。

✔︎日常をリサーチしてみる(行為の観察)
✔︎何気ないモノに対しての洞察を怠らない、違和感を見過ごさない、気付きや疑問を放置しない。

部分を注視する「見る目」と、本質や状況を把握する「観る目」
慣習の変化→新たな学習が必要。


システム設計における定義

"あらかじめ様々な可能性に使えるように、1つのシステム設計を設計しておく"

Q. ソフトウェアがユーザーの暮らしにもたらす有用性は、大抵使われ始めたその瞬間から薄れ始めるのは何故か?

A. 個人個人に適したUIではないから。

行為から形を作るためには、身体やその環境とのインタラクションを体験から理解させていくプロダクト設計が必要。

インタラクションを極力減らした問題解決法を編み出すこと。

コンピューターというメタメディア=「定義」を与えないと価値にはならない。

人が誤るのは、デザインがシステムや機械の要求に焦点を当て、人間の要求に応えていないから。


アフォーダンスと価値

"自分なりに理解するアフォーダンスとは、環境が人に提供する価値であり、無限である。人がその価値を見出し続けることを「行為」と定義する"

Q. そもそも日常での体験から理解することのできる価値とは?価値のために与えた定義="ふつう"なのか?

A. 一般的な「ふつう」は似たような状況や環境下で人がピックアップした価値を表す。人と機能が相互にピッタリとハマること=「ふつう」
それは認識主体によって加工されたのではなく、環境からの刺激情報のうちに提供され、固有の形をとっているという
アフォーダンスである。

パターン認識をしたり、自動的に行動や理解を処理したりする心の働きは、移ろいやすく、不安定な心に対する人間の防衛本能なのかもしれない。


読み終え次第、随時更新していく予定です。
個人的なアイデアメモ用なのできちんとまとまっておらず申し訳ないです。ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

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