数千年後の未来の人類史。国という概念もなく、全く異なる習慣、形を持つ新しい人類が集団同士、隔離した生活を送る。少しずつ明らかになる人類の過去。物語全体に"滅び"や"死"といった寂しい雰囲気が漂いつつも、常に、それらの世界全てを慈しみ愛で包み込むようなまなざしがあるのを感じる。
大きな鳥にさらわれないよう