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【タイ生活】雨期のしのぎかた

タイはそろそろ雨期に入っていきますね。
そなえが足りなかったタイ生活ビギナーさんが雨に打たれながら悔し泣きしてしまうことがないよう、わたしが学んだ心得をいろいろあげてみます。

・オフィスの雨期対策

まず、職場には下記のものを常備してください

①レインコート&折りたたみ傘
レインコートはセブンで売っていますが、
本降りの中では数秒外に出ただけでも
びしょぬれになってしまいますし、
急な雨で売り切れになることもありますので常備しておきましょう。
カサは常に持ち歩けば一番いいのですが、
私は荷物が増えるのがいやなので、自宅、車の中、職場、など
自分の活動範囲に分散して置いています。

レインコートのパッケージは置いといて

②サンダル
余分に1足常備しておけば、
靴がびしょぬれになってしまった後に
履き替えることもできますし、
靴を濡らす前にあらかじめ履き替えることもできます。

③着替え・タオル
運悪く通勤時にびしょ濡れになってしまったら、
そのまま働いていると風邪ひきます。
タイのオフィスの冷房は総じてめちゃくちゃ寒いのです。
もう捨てようと思っていたくらいの服でいいので
エマージェンシーシチュエーションに備えて1セット
職場に置いておきましょう。

③フックやハンガー
濡れたものを干したいとき用
④ビニール袋
濡れてしまったものを入れたり、
濡らしたくないものを守ったり用

・出勤前に外が冠水したら


バンコクは1時間くらいの大雨ですぐに冠水し
ふくらはぎあたりまで水が到達するのは日常茶飯事です。
ひどいとヒザまできます。

安全に出社するのが難しいレベルと判断した場合は
堂々と「冠水で交通手段が絶たれたため遅刻しますがなにか!」
と職場に連絡しましょう。

これをする勇気がなくて、
かつて命がけで出社したこともあったおろか者はわたしです。
コレニホンジンノワルイトコロ!

たとえ上司が命がけで出社していてもマネしないで、
自分の身は自分で守るのです。


・出先で外が冠水し、帰宅できなくなったら


できれば水が引くまで安全な場所で待っていてほしいところですが、
そんなことを言っていてはいつまでも帰れないよ~と
覚悟を決めて行くしかないこともあります。

そんなときに備えて雨期中は
普段から転びにくい靴を履き、
たくし上げやすいパンツを履き、
ばい菌が入るような生傷もつくらないよう
にお気を付けください。

※ツルツルのソールは滑りやすいので、
その辺の靴修理屋台でイカツイものに貼りなおしてもらってください。


・けがを甘く見ると一生後悔することになるかも


わたしがこれを強く訴えたいのは、
数年前、まだタイに来たばかりの同僚が、冠水中に転んでできた傷が化膿し、悪化してから病院に行ったところ足の切断を提案された、ということがあったからです。

悪化するまで放っておいたのは確かに超危険行為ですが
本当に切断しなくてはいけないほど手遅れだったのかはちょっと疑わしいと私は思っています。

なぜならこのときの彼はタイの社会保険を使って無料で診察を受けており、社会保険を使っていては良質な治療は受けられないというのがタイ人の間では常識だからです。

結局彼は即日日本の医者に診てもらうため帰国し、そのまま会社も辞めてしまいました。連絡を取るような仲ではなかったので彼がその後どうなったのかは知りません。考えうる最良の結果になっていることを祈ります。

そういうことで、
・冠水時の事故には気を付ける
・けがをしたらすぐに医者に見せる
・タイの社会保険を使わずに自費診療を受ける

(駐在員なら大抵会社が手厚い保険に加入しているので
タイの社会保険を使おうという発想はないと思いますが現採は注意!)
この3つ、徹底していきましょう!


その他もろもろ


ほかにおすすめすることといえば。。
・洗濯物を干すのは終日在宅できる日のみにする
・薄くて速乾性のある服ばかり着る
 (一度致命的な生乾きになった服は一生臭い)
・停電も増えるのでLEDライトを家に常備する
・雨が続くと買い物にいけないので食糧を常備しておく

こんなもんでしょうか。

さいごに


外にいたら大変ですが、家にいるときに窓の外の豪雨を眺めるのはなかなか迫力があっていいものです。
いろいろ周到に備えて、しめしめと思えることの多い雨期にしていきましょう!


これはショーシャンク

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