【GWハプニング】しまなみ海道で美しい景色に感動したあと救急行ったはなし
※NOTICE:グロい画像はありませんが痛い話苦手な人はやめたほうがいいかも…※
みなさん平和に元気にGW満喫してますか?わたしは負傷しました!
ガビーン!
ではことの顛末をイラストと写真と共にお届けします
あこがれのしまなみ海道サイクリング
しまなみ海道通るたびに、自転車楽しそうだなあって思ってた。
だから暑くも寒くもなく新緑がキレイでベストシーズンなこの時期、用事があって近くまできていたわれわれは思いつきであこがれのしまなみ海道サイクリングに挑戦することにしたのです。
ちょっといやな予感
当日レンタサイクルステーションに行ってみると、乗りやすそうなママチャリみたいなのは売り切れで、カッコいいのしかない。
クロスバイクというやつ。
ちょっと前傾姿勢になるやつ。
ここであきらめるのもあれなので挑戦してみる。
しまなみサイコー
いや〜こんなにすばらしい景色があるのかと思いました。
自転車乗ってたから、あんまり写真は撮ってないんだけど
大迫力の橋と、あおい海、超フレッシュな緑。
橋の上はよく整備されていて初めての自転車でも安心して走行できました。しかし、走破は70kmとハードすぎるため今回は今治側の来島海峡大橋のみ渡って、大島観光をして引き返すことにします。
亀老山
大島では亀老山の展望台を目指します。
この亀老山、夫がはじめて日本にきたとき(2016年)わたしの両親と行った思い出の場所でして、また行ってみたかったんです。
きびしいのぼり坂をときどき自転車を押しながらなんとか登頂。
ここから見るしまなみ海道はすばらしいです。
アクシデントはとつぜんに
亀老山からの下り坂のことでした。
夫はわたしの少し前を走っていました。
わたしはブレーキを効かせながら慎重に下っていたのですが、
うしろからくる車のためにスペースをつくろうと少しだけわきに寄った時、地面の木の葉か何かにタイヤがズルっと滑ってしまいそのまま車道側に転倒しました。
うしろの車が止まってくれなかったら
ヘルメットをかぶっていなかったら
まじでやばかったでしょう。
転倒の瞬間は見ていないけど、夫がちょうどすぐそばでわたしを待っていたのですぐに会えたのも幸運でした。
幸いすぐ立ち上がれる程度のケガで済み、
命に別状は全くなかったものの、広範囲擦りむいた手のひらからの出血が若干やばかったのと、1箇所キズの色が不穏な感じがしたのでとにかく早く病院に行くことにしました。
下山までの道
レンタサイクルのガイドにあった緊急番号に電話をして相談した結果、その場に自転車を乗り捨てていいことになりました。
自転車は回収していただるけど、人の移動は自分で手配するようにということだったので夫にググってもらい地元のタクシー会社に電話。
「亀老山頂上からすぐそば、ピンクのジャケットを着ているので迎えに来て病院に連れて行ってほしい。」
(母の仕事着のお下がりのすごいピンクのウィンドブレーカー。夫はいつも一緒に歩くのを恥ずかしがっていましたが、この日は「いい目印になってよかったね」と言ってました。)というも、ゴールデンウィークで島の病院はどこもお休みのよう。
そこで、とりあえず車を置いているレンタサイクルオフィスまで送ってもらって、そこから自分の車で今治市内の病院に行くことにしました。
また、オフィスまで行くのでせめてオフィスに声をかけて、ヘルメットは自分で返すことにします。
なかなか病院にいけない
無事タクシーでレンタサイクルオフィスに到着。
おわびしながらヘルメットを返却し足早に病院にむかおうとしたところ、
スタッフの方に
「自転車がもどるまでいてもらわないとこまるよ!」
と結構な語気で言われてしまい…
「電話でもう帰っていいって話をつけたつもりだったんですけど…」と説明しても
「電話なんて聞いてない!」と言われ…。
周囲もふりむくようなあの語気……チャリドロボウと思ったんかな?
このときはヒイイ〜!!いたいのにいい!!めんどうなことになってるウウウハアハアとなった。
わたしはふだんならぜったい電話で問い合わせをしたら担当者の名前をひかえる性格なのに、今回は動揺してたから聞き忘れてて…!
くやしいいいいいいたいいいいああああ…てなった。
「それなら病院にいったん行ってからまた戻ってきてもいいですか?」と聞いたところ
「手当ならここでしたらいいから!」とおっしゃるので救護員がいらっしゃるのかと思ってホッとしながらヨロヨロついていったら消毒液とか入った救急箱を渡されるだけで…。アワワワワワワいたいいいい
とにかく早くわたしを病院つれて行きたい夫もMAJIデ発狂5秒前。
消毒液が染みて絶叫こらえてるあたりで事情を知るスタッフの方が現れてやっと解放してもらいました。
あ、そう、ここで体を心配してくださったスタッフの方がおひとりだけいらっしゃいました。泣きそうになりました。
出血してるからってみんながやさしくしてくれるわけじゃないんだってわかりました。
あとわたしの何かが、緊張感なくうつったのかも。そういうとこある。
痛みで口が回らなくてなんかいろいろうまく説明できなくて、すみませんでした。
ヘルメット傷だらけにしちゃったし自転車も壊れちゃってるかもしれません。すみません。
でもわたしはわたしの体が大事なので、病院いってきます。
病院ついた
やっと病院。
保険証持っててよかった。
先生に
「痛いでしょ!こーゆーの1番痛いんだよね!」と言われて
「そうなんです〜痛いんです〜!」とああわかってくれたーの安堵の声が出たのも束の間、
「ぜったいすごく痛いけど、まず水道の流水で傷口の土を全部かきだそう!ゴシゴシ擦って、ブラシもあるけど、ブラシじゃ気絶するかもしれないからとりあえずこのガーゼを使って」と恐ろしいことをおっしゃる。
ゆっくりでいいからね〜
気絶しないようにイスに座ろうー
痛いよね〜でもがんばらないとー
ここが大事なんだよー
と色々励ましをいただきながら荒い息で水道かけ流し+ガーゼでゴシゴシ擦ってなんとか合格点をいただき、
軟膏塗って包帯巻いて本日の処置終了。
先生が何度も
「この辺は多分皮膚が死んでるなあ」っていうのがめっちゃこわくて、
質問ある?と聞かれた時に
「さっきからおっしゃってる多分死んでるっていうのは、死んでたらどうなるんですか?」と聞いたところ、治るのに時間がかかるそうです。よかった。ゾンビとかになるのかと思ったわ。
手首が痛いからレントゲンも撮ったけど骨は大丈夫でした!丈夫そうな骨でした。
飲み薬と塗り薬、地元の病院に通院できるよう紹介状ももらっておわり。
おせわになりました。
おうちにかえろう
ほんとうならまだしばらく四国を巡る予定だったんだけど、転んですぐから夫は
「おうちにかえろう、おうちにかえろう」と何度も言ってくれてました。
思い起こせば彼の前でケガをするのは初めてなので、たいそうこわかっただろうと思う。
充分頼りになったなったし、ケガはただのアクシデントなのに、なんか常人には思いつかないほど色んな角度から自分を責めちゃっていてわたしはそんな夫に同情して泣けてきました。
家に帰って「驚かないでね」とおちゃらけて包帯グルグルの手を見せたら母が本当におどろいて心配そうな顔をしたのにもまたウルっときました。
みなさんもお気をつけて
そんなわけでゴールデンウィークの最中、わたしは右手が使えません。
いつもはしつこいほど撫でくりまわしてくるわたしがさわってこないのでイヌも不思議そうにしてました。
さきほど母が当たり前のように
「ipad なら左手でも絵かけるね」と言ったのでそ、そうなのか!って今日のnoteのイラストは左手で描いてみました。どうでしょう?描けてますね!
連休はまだつづきます。
みなさんくれぐれもいろいろ気をつけて!
ステキなゴールデンウィークを!
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