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電験3種の勉強法 2022年度上期に理論科目合格

この記事は

  • これから初めて電験3種を受験される方

  • 理論がなかなか合格できない方 

に向けて書いております。


目次
1.自己紹介
2.電験における勉強方法
3.参考書について

1.自己紹介

こんにちは。shio(シオ)と申します。
初のnote記事です。
先日の2022年度上期試験で
理論の科目合格となりました!
私個人としての残り科目の下期合格に向けた
勉強策も含めて勉強法をまとめていきたいと思います。📖


ちなみに私の年齢ですが、20代最後の歳を過ごしております!
普段は電力会社向けの電気設備機器(配電機器)の
構造設計をしています。

社会人も7年目となり、
一般的には中堅クラスと言われる年代でしょうか。
ですが、まだまだ自分の能力は低く
このままでは会社から見放されてしまう、
いや、社会からも見放されてしまうのではないかと
歳をとるたびに、なかなかのネガティブさで感じております。
(自分って成長してないなって🤔)


そういったこともあり、
「電験3種」の勉強と併せて
自分のスキルを身につけていこうと
社会人7年の間で気持ちが徐々に固まってきました!

一応、紹介しますと
これまでに以下2つの資格を取得しております。

・電気工事士2種(社会人2年目:2017年)
・電気工事士1種(社会人3年目:2018年)←昨年免状発行


その後、2019年頃から電験3種の勉強を始め、

・2020年 初受験(理論のみ受験。不合格)
・2021年 2回目(理論、法規受験。不合格)
・2022年 3回目(全て受験。理論科目合格)

の流れで今日に至ります。



3年目にして、ようやく理論合格。🥲
こいつ頭弱いなって思われても仕方ありません。
強いて言うならば電気工事士1種を合格した後、
間を空けずに電験3種に取り組めばよかったな
と後悔しております😯


が、くよくよしてても仕方がありません。


ここまで電験の勉強をやってきて思うこととして
“電験3種”における勉強は、

・1年間コツコツ毎日続ける
 (平日1,2時間、休日5〜7時間)


・半年間ガッツリ詰め込む
 (毎日5〜7時間)


のいずれかを意識して行えば
電験3種一発合格の可能性が高まるのではないかと感じております。
←お前がやれよって感じですが。


あくまで上記は理想ですが、

・遅くまで仕事をしてるから平日は勉強時間確保できない
・仕事で疲れて眠くて勉強できない
・TVやNetflixを見てしまう
・飲み会に誘われた
・趣味(私の場合はサッカー観戦)に夢中で勉強放棄してしまった
・家族との時間を過ごす

などなど、人それぞれ様々な理由があると思います。



色々理由はあれど、
電験の勉強をやるからには
中途半端で取り組むのではなく
集中して一年で合格する勢いでやった方が
絶対にいいです。
(他の勉強においてもそうですが)

中途半端にやるだけ
時間の無駄だと最近になって
改めて気付きました。

なので自分に“喝!“を入れるということも含めて
まずは勉強する時間をしっかり作り出して
効果的にやっていけるよう頑張りましょう!





2.電験における勉強方法

前置き長くなりましたが、
電験における勉強方法を紹介したいと思います。



皆さん、勉強するときはどのように
進めていますか?






結論から言うと


過去問からやった方がいい


です。



私は電験の勉強をし出してからしばらく
参考書をしっかり読み込んで、理解してから
該当する分野の例題や問題を解いていくスタイルでした。


しかしそれでは、
実践に通用しにくいと考えます。

過去問からやれば、
どういった出題をしているかがわかります。

ちなみに自分の使用した過去問は
電気書院さんの以下の書籍を使用しました。
(解説は好みがわかれると思います。
 私の場合、理解できないときは電験王さんの解説を見てました)

2022年版 理論の15年間 (電験3種過去問マスタ)
楽天ブックス




なぜ電気書院さんの過去問が良いかというと
分野別に問題がまとまっているからです。
分野別にやった方が自分の得意不得意を見つけやすく
対策がしやすいです。


そして過去問をどのように進めていくかです。

↓の書籍を参考に自分なりにアレンジしました。

大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法
楽天ブックス


アレンジした内容の紹介ですが
まずは自分でその日に取り組める問題の数を
設定してください。

例えば、”今日は5問取り組める”というのであれば
解ける解けない関係なしに5問取り組んでください。

出来た問題は2日以上あけて取り組んでみてください。
その問題に対して自分の長期記憶がどの程度、
染み込んでいるかを確認するのです。
14日間(2週間)あけて、
解けるようであればもうその問題は今後も解ける可能性が高いでしょう。
ただ折角解けている問題の解法を忘れないようにするためにも
2週間ごとに復習はしておいた方がいいかと思います。
間をあける日数は自分の脳と相談してみてください。

おーしゃんずさんのTweetから引用


そして解けなかった問題についてですが、
次の日に必ず取り組みましょう。

解けるまでは1日おきに復習し続ける方がいいかと思います。
出来たら1日おきを2日おきにして
2日おきで解けたら3日おき、
3日おきで解けたら4日おきと
徐々に取り組む日数の間をあけながら、
復習をしていくのです。

例)


だんだん解法や答えを覚えることになっていくと思います。
解法を覚えることは問題ないですが、
答えだけを覚えておくのはやめましょう。

なぜその答えになるのかを考えるのが大事です。
本質を理解できていないなって感じたら
参考書を読みましょう。


ちなみに過去問は最低10年分が一般的かなと思いますが、
今回2022年上期の出題(たまたま)では
10年前の過去問から全く同じ問題が出ていたので
私個人としては、2022年版 理論の15年間 (電験3種過去問マスタ)
をやっていて良かったと感じております。
基本的に電験は過去問から出題されないのですが、
今後はどうなるかわかりません。


が、まず過去問から着手して
できる問題を増やしていくことが
合格率を高める方法なのではないかと考えます。
本質の理解は過去問を取り組みながら
徐々に深まっていくはずです。

この方法で今後私も
下期、残り科目合格に向けて頑張っていきたいと思います。



3.参考書について

理論を勉強していくのにおすすめの参考書を紹介します。

その前に数学が苦手だったり、計算が苦手な方は
みんなが欲しかった! 電験三種 合格へのはじめの一歩」を
完璧に理解してから参考書を読み進めた方が良いでしょう。

あとは電験どうでしょうさんが出版されている
問題集もかなりおすすめです。


数学の基礎、計算の基礎作りが固まってきたら
参考書は1冊か2冊購入すればよいと思います。

おすすめは
みんなが欲しかった!シリーズです。

より詳しい内容を知りたければ
完全マスターシリーズが良いでしょう。
ただし、初学者の場合は完全マスターシリーズをおすすめしません。



以上の参考書、過去問を駆使していけば
電験合格も夢ではないと思います。



ともに2022年度下期合格に向けて頑張っていきましょう!!!

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