本当に高め続けるべきなのは、スキルやノウハウではなくて、自分自身の魅力

『役に立つ人間にならないようにする』
僕が毎日、記事をコツコツと
投稿している理由の一つです。

役に立つ人間になると、
もっと役に立つ人間はいないかと
常に比較され続ける事になる。
1円でも安い人に負けてしまう。
役に立つ情報を得ることさえ出来れば、
その人に会う理由はなくなる。

個人的な感覚で言うと、

『会う理由は特にないのに、
用事があるわけでもないのに、
なぜか、ものすごく会いたい』

これからの時代、そんな人こそが
人類最強なんだと思います。

僕のクライアントのほとんどが
コンサルタント、プロデューサーと
呼ばれる方々です。

そのような方々が選ばれる理由は
その人の知識量や実績や
ノウハウの素晴らしさだけでは
なかったりする。

依頼する側はむしろ、
ちゃんと話を聞いてくれるとか、
こちらの立場になって、
モノゴトを見る事が出来るとか、
この人といると、元気が出る、
前向きになれる、楽しい気分になる、
自分を成長させてくれる、
未来が楽しみになる。
そんなところを見ているし、
選ぶ理由の最重要項目だったりする。

それを知らない人は
自分のスキルや能力だけを
せっせと必死に磨こうとしてしまう。

プロの仕事って、
ある程度のレベルを超えると、
お客さん側から見ると、
ほとんど何も変わらない。
極端な話、誰にお願いしたって
同じだったりもする事もある。
役に立つ人間の代わりは
世の中にいくらでもいる。

ある程度のレベルを超えたら、
本当に磨くべきなのは、
知識やノウハウではなくて、
『また、会いたい』
そう思ってもらえる人間を目指すこと。
そう思いませんか？

知識や実績やノウハウや
学歴だけを伝えられたところで、
人は『関心』はするけど、
『感動』はしない。

これからの時代は
人の感情を動かしたり、
大衆の共感を得る事が出来る人の元に
人はどんどん流れて行くと思っています。
実際、どんどん流れて行っている。

スキルや知識はものすごく大事だし、
学び続けるべきだと思います。
でも、スキルや知識だけで
人を惹きつけようとするのは
辞めた方がいいんじゃないですかね。

そんな事をして人を集めても
実際に会えばすぐにバレます。

『役に立つ人間』より、
『また、会いたくなる人』

どんな仕事をしていようが、
本当に目指すべきなのは、
そこなんだと思います。

『会う理由は特にないのに、
用事があるわけでもないのに、
なぜか、ものすごく会いたい』

仕事でもプライベートでも
人からそう思われる人は
やっぱり最強です。

本当に高め続けるべきなのは、
スキルや知識やノウハウではなくて、
自分自身の魅力なんだと思います。