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ポルシェやフェラーリ、公道を走るのに非効率で役に立たない車が売れている本当の理由

ポルシェやフェラーリなどの
高級車は公道では無意味な
スピード、パワーを持った車です。
車高がものすごく低かったり、
燃費が悪かったり、
ものすごく運転しにくかったり、
扱いにくいかったりする。
修理にお金もかかるし時間もかかる。

『移動の手段』という視点だけで見ると、
ものすごく非効率。

役に立つか立たないかで言うと、
役に立たない方なんだと思います。


それなのに、
数千万円、数億円の価格で
売れに売れている。

そこには『意味』があるから
なんだと思います。

ちなみに、ポルシェが
目指しているのは
乗っている人を
『ヒーローにすること』
なんだそうです。

日本車は燃費はいいし、
機能的にも素晴らしい。
乗り心も良く、
アフターサービスもばっちり。
移動の手段だけで考えると
ものすごく『役に立つ車』です。

ところが不思議なことに
ポルシェやフェラーリほどの
価格では売られていない。

ポルシェやフェラーリは
『役には立たないけど意味がある』

日本車は
『意味はないけど役に立つ』

iPhoneなどのアップル製品にも
同じようなことが言える。

カメラの性能などは
機種によっては、
android製品の方が
勝っているそうです。

それなのに、
iPhoneの方がはるかに
高額で販売されていて、
実際にものすごく売れている。

オートバイの
『Harley-Davidson』も同じ。

性能では日本車には
はるかに及ばない。
ただ、
『Harley-Davidson』
には熱狂的なファンが世界中にいる。


そこには商品の裏側に
『意味』があるからなんだと思います。


長年、コツコツと
伝え続けてきた意味と
積み上げてきたユーザーとの信頼関係。

それがブランドとなっている。

ポルシェもフェラーリも
iPhoneもHarley-Davidsonも
かりにまったく同じ性能のモノでも
別の名前で売り出したら、
同じ価格では誰も買わないと思います。

そこには『意味』がないから。

今後、『役に立つ』だけのモノは
益々、選ばれにくくなって
いくような気がしています。

それは個人にも
まったく同じ事が言える。
『役に立つ』より『意味がある』
そんな人の価値は今後、
どんどん、高まっていくと思います。

モノが溢れている今の世の中、
人も含めたいろんな
分野、ジャンルにおいて、
『役に立つ』の限界を感じます。

ポルシェ、フェラーリ、
iPhone、Harley-Davidsonが
これまでやってきた事を参考にして、
『意味がある』を
目指していくべきなのが
ついに、個人レベルにまで
降りてきていることを強く感じています。

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