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今、一番なくすべきなのは『笑顔格差』

教育格差が問題になることが多いですが、
『教育=学力・学歴』と教育の中のほんの
一部分だけが話題になっているように
思うことがあります。


個人的には『笑顔格差』の方が
よっぽどひろがっているように感じます。



沖縄の戦争を体験したおばぁ達は
とにかく、良く笑います。
究極の悲惨な状況中、
食べ物さえもろくにない時代。
歌や笑い、笑顔で乗り切ったと聞きました。


人間の持つ、生存本能なのでしょうか?


何にもなくても、歌や笑い、笑顔は
いつでも、どこでも、
その人次第で、
生み出すことができますからね。


いつも、笑顔で楽しそうな人がいると、
そこにいるだけで、周りにいる人たちも
自然と楽しくなります。


話している相手が笑顔だと、
こちら側の表情も自然に和らぐもの。


不機嫌そうな顔をしている人が
近くにいるとこちらまで、
気持ちが落ちてしまう。


自分の表情は相手にも同じような
反応を引き起こすようです。
笑顔って伝染します。


常に笑顔が絶えない人は
人の笑顔を見る回数が
格段に多いということ。


当然、それが自分に返ってきて、
さらに自分も楽しくなる。
笑顔のスパイラルがどんどん広がる。


大笑いしている人が
そばにいると、理由は分からないけど、
ついつい、『もらい笑い』
してしまうことがあります。


また、いつも笑っている人には
自然に興味がわいてきて、


『何がそんなに楽しいの?』


とどうしても気になってくる。


『笑ったふり』をするロボットは
簡単に作れるそうですが、
本当に笑うロボットを
つくるのはものすごく難しいそうです。


『本気で笑える』というのは
人間にしかできない大きな武器。


『笑ってますか?』


大変じゃない人はひとりもいないと
思いますが、そんな中で
いつも、笑顔でいる人はいます。


笑顔でいる事の大切さを
知ってもらうことも
大切な教育なんじゃないですかね。


社会に出たら、学力や学歴では
乗り越えられないことの方が
はるかに多いですからね。


『笑顔』は今後、一番、
重要で必要になってくるであろう、
『コミュニケーション能力』
『人脈力』にも
直結しているように思います。


『ちゃんと笑える人』を
増やしていくことも
大切な教育のひとつ
なんじゃないですかね。


『笑えない大人』って
増えてないですか?

『笑えてます?』


ミスチルの『くるみ』の歌詞

『あれから一度も涙は流してないよ
  でも、本気で笑うことも少ない』


というフレーズがいつも心を打ちます。


『学力格差』より、
『笑顔格差』の方が
よっぽど心配です。


普段から笑う習慣を
身につけていないと
いざという時に笑えない。


『鏡は先に笑わない』


大人が笑わないと
子どもも笑わない。


特に学校の先生は
いつも笑っていて欲しい。


そんな環境やシステムを
つくって欲しい。


誰の人生の中にも確実に訪れる
『もう笑うしかない』という状況。


そんなときに
ウソでもいいから、
『笑える』かどうかって結構、
大事なんじゃないですかね。


最近、『笑顔格差』を
ものすごく感じています。


うちの子は
『早く大人になりたい』と言います。


『大人=楽しい』という
イメージがあるようです。


『自分の未来が楽しみ』って、
それだけで十分、
生きていけるように思います。


『笑顔』は免疫力を
格段に上げることも分かっています。


今、一番、なくすべきは
『笑顔格差』
なんじゃないですかね。

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