自分と向き合うと人は変わる。

こんにちは。
Aimer DAIKANYAMAオーナーの新里沙智子です。この度とっても遅ればせながら、noteをはじめてみようと思います。初めましてなので、まずはちょっとだけ自己紹介をさせてください。

トップにある写真は、どちらも私です。左が成人式で20歳の時、右が40歳。加工なし、整形もしてなければクリニックにも通っていません。笑）物心ついた頃からとにかくコンプレックスの塊でした。

私は27歳まで美容師をしていて、その後メイクを学んだことをきっかけにヘアメイクの道へ。気づけばもう15年、メイクのお仕事をしています。8年前に自分の仕事場が欲しいなと思って代官山の古いマンションの一室を借りてから、一般のお客様へのメイクレッスンをマンツーマンで行ってきました。(本当は10年以上前から自宅でひっそりやってました)

最初の頃はヘアメイクのお仕事がやはりメインだったのですが、レッスンにいらしたお客様のビフォーアフターのお写真を撮るようになってから、口コミや紹介で私の三時間のメイクレッスンはどんどん広がり、気づけば3ヶ月待ちに。有難い気持ちと、みっちりパーソナルに寄り添うレッスンなので一度に沢山の人の予約は取れない申し訳なさとの葛藤もあり、2018年に著書【どんな顔立ちでも、ハッとするほどキレイになる / インプレス】を出版させていただいてから作業場としていたアトリエを改装、現在は信頼できるスタッフと共に【Aimer DAIKANYAMA（エメ 代官山）】というサロンの形でご予約を承っています。

ヘアメイクの現役時代はとにかく一般のお客様のメイクがしたくて、10年以上前ではまだまだ珍しかった個人撮影のプランを作り、年間300人以上のお客様を数年に渡りヘアメイクさせていただきました（もちろんプロのモデルさんや著名な方のお仕事もしながら！）。そしてその後、私のアトリエでのレッスンでは、のべ1000人以上のお客様と向き合い、結果3000人以上の方々のヘアメイクやレッスンをさせていただきました。ただ流行りのメイクや話題の製品を教えるのではなく(そんなのは雑誌やSNSを見ればいくらでも分かるw)、その人の現状の肌と日々どんなケアをしているかを照らし合わせながらトラブルの根本を解決するスキンケア方法を提案し、メイクでは“どんな自分になりたいか”と自分の心と向き合いながら、本当にその人の素材が引き立つメイクを作っていく事をモットーに、決して派手ではないけれど、一人一人の思いに寄り添いながら、レッスンを受けた方の先の未来が少しでも楽しくなるようにという思いのもと、日々お客様と向き合っています。

人ってね、老化はします。それは自然な事。でも、基本を抑えて自分の肌を観察し、なぜそうなっているのか、どうしたらいいのかをしっかり見極めながら向き合っていくと、どんどん自分の肌のことが分かるようになるんです。だからいくつになってもベストなお手入れができるようになる。そしてもちろん年齢は重ねていくけれど、その人が積み重ねてきた内面の輝きみたいなものが、しっかりと外見に表れるようになるから、美しく歳を重ねることができるのだと思います。


大事なのは、何事も“ルーティンな作業”にしないこと。

そして素敵な年輪を重ねていく為にはきちんと今の自分を見ること。今の自分に必要なものを見極めて、自分に合ったケアやメイクをする事が本当に大切です。そしてそれをできるようにするために、私たちがレッスンをしています。

レッスンには20代から60代まで幅広い年齢層の方がお越しくださいますが、自分を否定しながらなんとなく行うスキンケアやメイクよりも、自分の良さを見つけて引き立たせるケアやメイクの方が断然楽しいし、効果も上がります。レッスンにいらしたお客様はみなさん口を揃えて『あんなにめんどくさかったスキンケアが楽しくなった！』と、後日ご報告してくださいます。笑

百聞は一見にしかずなので、お客様事例を少し載せますね↓↓

いかがですか？
左がいつものメイクで右がレッスン後になります。特別なことは何もしていません。その人の肌に必要なスキンケアをちゃんとしてあげて、顔立ちのバランスを見ながら整えるようにメイクをしただけです。派手なメイクではなくあくまでも“素敵に引き立つ“ようなナチュラルめなメイクです。ちょっと雰囲気変わりますよね。


トレンドももちろん大切。だけどまずは自分の顔をきちんと理解した上で引き立たせるメイクをしてから、そこにトレンドというスパイスを乗せていく方がいいんじゃないかなと私は思います。

正解は自分の中にしかありません。

みんな雑誌やSNSに正解があると思って頑張って探しているけれど、あるのは情報だけ。情報を集めるのはとても大事なことだけれど、今は集めすぎて迷子になっている人が本当に多いです。情報ばかり気にしてしまって自分の肌と本質を見られていないんですね。情報は流されるのではなく使うもの。とくに日本人は正解を教えてもらうことに慣れすぎてしまっている気がしています。


何が正解か、自分で判断できる軸が必要です。

そしてもうひとつ、


比較すべきは他者ではなく過去の自分自身です。


私も流石に42歳、シミも小皺も増えました。でも今の自分が一番好きです。そしてこれからも、そう思えるような生き方をしていきたいと思っています。（目尻に笑い皺がいっぱいの可愛いおばあちゃんになるのが夢です。）


メイクやスキンケアを通して、“自分自身を見つめる”ということを、もう少し丁寧にしてみませんか？まずは意識するだけで、世界は変わると思います。


新里沙智子

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