子どもとセルフレジ
女性自身の記事がTwitterで議論されていますね。
確かにセルフレジは急いでいる人や商品が少ない人が利用することも多いし。時間帯によっては有人レジより人が多く並ぶことも。私のよく行くスーパーでも
【混雑時お子様のレジご利用はお控えください】という看板を見かけます。
この記事に関してのツイートは大きく3つに分かれていたので簡単にご紹介します。
⭕別にええじゃないか派
・「やりたいー!」とジタバタされて我慢させるとひっくり返って泣き、余計時間がかかるから仕方なくさせてるんですよ、理解して。
(たしかにそういうのよく見る)
・セルフレジを子どもにさせてる姿を見ているくらいでイライラする世の中だから少子化が加速するんだ。
(心に余裕を!ってことね)
⭕ダメ!許さん!派
・大体セルフレジに並ぶ人は商品も少ないし忙しいんだから子連れは有人レジで済ませてよ。
(確かにお弁当とお茶だけ持ってお昼前いそいそと並んでるサラリーマンも見かけます)
・レジのエラー出て店員呼んでる人大体子連れじゃん。迷惑。
(そうかな?お年寄りの人も多い気がする)
⭕どっちでもいい派
・微笑ましいじゃんね。
(お母さんどのみち大変そうですしね)
・子連れとそうでないセルフレジ分けるのはどう?
(稼働にばらつきが出て効率悪そう)
・【10品まで専用レジ】作るとか
(別のスーパーで見かけたけどそのレジだけ異常に混んでかえって時間かかるからやめたみたい)
現在絶賛子育て中です。
個人的にはセルフレジがいいけど他人に迷惑はかけたくないしかけられたくない。
でもどのツイート見ても正直
(どれも否定したくないなー)
と思いました。
わかる!その気持ち!
のオンパレード。
そこでうちの子連れ時のセルフレジ利用法を振り返ってみました。
【うちの子連れセルフレジ利用法】
○初めての「セルフレジ」が肝心
私の行きつけのスーパーは有人レジの場合袋詰めまでしてくれます。まだ子どもが赤ちゃんの頃は大変助かるサービスでしたが、店員さんのEX値で時間が掛かりすぎるときもしばしば。何度も詰めて出して、入れ替えてまた詰める店員さんを眺めている時は心の中に暗黒面が出てしまうときもあります(していただいてるので文句は言わないけれど)🤣
セルフレジのほうが自分の性に合っているのでよく利用するようになりました。
娘(当時3歳くらい)初めてセルフレジに連れていった時のこと。
すごく混雑していて、後に並んでいる方々に迷惑がかからないように急ぎながら隣に立たせていたら
「ママ、私もやるーーぅ!」
と言い出しました。
(キターーーッ!ここからだ!)
その時
「娘ちゃん、じゃあカゴの中の【娘ちゃんの○○っていうおやつ取って】ってママが言うからその時ママに渡す係になってくれる?そしたら早くレジが終わってママもすんごく助かるし、後ろに並んでる人も嫌な気持ちにならずに済むんだー。」
と話しました。すると娘は目をキラキラさせて
「うん!わかった!」
と言って手伝うようになりました。
まあ、ぶっちゃけると【刷り込みのすり替え】をやってしまったのですが。
○どんどんやれることが増えて
自分のおやつを買い物カゴから探してママに手渡すことから始まった役割分担ですが、
・重いものや平たいものから先に袋詰めして上は卵や軽いものを入れていること
・箱ティッシュなどレジ袋に入らないものはママがレジに通した後、店員さんのところに持っていってシールを貼ってもらうこと
・ママが最後の袋詰めに手間取っているときにレシートが出てきたら受け取ったあとセルフレジの画面に出てくる確認ボタンの「はい」を押すこと
・ママがお財布をバックに仕舞っているときにかごを片付けること
など覚えてくれて(自発的に)すごくセルフレジがスムーズに済むようになりました。
帰りに必ず娘に
「いつも手伝ってくれてありがとうね〜助かってるよ!」
と声をかけています。
とっても嬉しそうに笑ってくれます。
○レジの「ピッ」は難しい
○やっちゃダメと言われたら余計やりたい!
バーコードをセルフレジに読み込ませるのは意外と難しいと思いませんか?ご年配の方で苦労されている方も時々お見かけします。商品の袋の色んなところについていて1品ごとに探さないといけない。同じ卵でも、Aは真上商品シールの片隅、Bはバーコードシールのみが容器の側面に貼ってある、とか(笑)更に野菜のバラ売りはバーコードがついていなくて端末を操作して数量を入れたり。
でもそこで
「難しい、忙しい、迷惑だからやっちゃダメっ!」
というと余計やりたがるのが子どもの心理ではないでしょうか。
子どもも毎回見てるし「これ簡単そうだし私にもやれそうな気がする!」となるのもわかります。
それで
「ギャアアア!やーりーたーいー😭😭😭」
となってる気がするのです。。
○急ぎのときは「k-1グランプリ」
それより子どもに商品を探して渡してもらう方法がお手伝い感が出て楽しめる。
慣れてくれたら自分はバーコード探しと効率のいい袋詰めに集中できる。
あぁもちろん買い物カゴから娘が取り出せないような重いものは自分でやります。柔らかいもの、不安定なものも。
成長してきたので今はレジが空いているとき教えたりもしますが。
そして何より今子育てでよーく言われている
「否定したら子どもの自己肯定感ダダ下がりだし負の連鎖」
の問題も大団円で解決w
急いでるとき、レジが混雑しているときは
「今日は混雑してるからk(かいもの)−1グランプリやるよー!気合い入れていこー!」
と声をかけます。
k-1グランプリとは
です。
「うん!私絶対優勝取る!」
と言う感じで指定した商品を早く探して渡してもらっています。最近は開催しなくても早くなりましたが(笑)
このおかげで娘も癇癪を起こすことが一度もなく、私もストレスなく買い物ができるようになりました。
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先日、私達親子がいつものようにセルフレジをこなしていたら向こうのセルフレジで
「マーマーァ〜やーりーたーいーーーーー!😭😭😭😭」
「今日は急いでいるからダメッ!」
「ギャアァァァ😭😭😭」
とやり取りしている親子連れがいました。
それを見た後、小3になった娘が帰り際にこそっと
「私ね、レジでピッとするより、ママが助かるようにお手伝いするのが嬉しくて楽しいんだ〜」
と言ってくれました。
子どもを連れての買い物は本当に大変ですよね。でもちょっとの工夫と声掛けでもしかしたら「楽しいお買い物」に変わるかもしれません。
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