2019年8月の読書ログ - 人とインターネットにやさしく
タイトルとサムネイルである意味出落ち感ありますが気にしない笑。
8月そして30代最後の読書ログです。
早速ですが今月のラインナップです。
Pythonクローリング&スクレイピング
別にPythonじゃなくても、クローラー作ったりスクレイピングしたりする人は必読書かなって思っています!
...と、いう思いを「客観的に」ブログでも書きました。
法令や規約、守るべきエチケットとか色々ありますが、すごくシンプルに言うと
インターネットおよび, リアル(現実世界)に迷惑をかけない
これは上記ブログ(の自分のことば)より引用したものですが、これに尽きると思いますし、気持ちよくインターネットそして向こう側にいる人とお付き合いできればいいと思ってます。
ピープルウェア
気持ちよく人とインターネットにお付き合い...といえば、普段お仕事をしているチームもそれに当たるかなと。
サービス・プロダクトの開発チームにて起こる問題ってのは「政治的」というより「社会学」なんだぜ!...というのがめちゃくちゃ強調されていてなるほど!ってなりました。
よく政治的という言葉を使うが、これをもっと正確に言い表す言葉がある。
それは、プロジェクトの社会学である。
本当に政治的な問題は、ごくわずかで病的なものに過ぎない。
「社内政治的にしょうがないよねー」っていうのを時折思ってる自分にはこれが結構衝撃的かつ「なるほど?」となりました。
でもまあ既視感あるような事もちょいちょいあって、
プログラミングコンテストのデータから見つかった生産性向上の要因のなかでも、意外だったものがある。
それは誰とチームを組んでいるかである。
これはもはや政治的じゃなくて、社会学的いやシンプルに言うと「音楽性の違い」ってそういえばあるねーって妙に納得。
Clean Architecture
「音楽性の違い」エンジニアあるある。
・言語の好み
・Frameworkは必要か不要か
他にも色々あるとは思いますが(あと334個はありそう)、プログラミング言語・設計パターン(含むFramework)などにフォーカスを当てた名著も先月読みました。
ソフトウェアアーキテクチャの目的は、求められるシステムを構築・保守
するために必要な人材を最小限に抑えることである。
というシンプルな話からいろんな事例を経て結論に至るという本なのですが、
・Framework非依存
・テスト可能
...とか合計5つの「クリーン・アーキテクチャ」(注:残り3つは自分で読んで解釈してほしい)に至る話がすごく良いし何よりオチがシンプル(≒つまりそれは我々に対する宿題ということ)
ちなみに、フレームワークの件は、
フレームワークと結婚するな
とのことです。
シグナル&ノイズ
かれこれ2・3年かけて読んでます(意訳:中々進まない笑)
マネーボールでおなじみの野球統計学「セイバーメトリクス」の考え方をビジネス、政治(選挙)などに展開して予測をですね...という本(雑な説明)。
中々進まないのはケーススタディ的なやつにある説明がやたら長くて間延びするのが最大の原因。
ただ、読んでいてすこしずつ「なるほどー」ってなってるので最後までなんとか読みたいです、年内には。
今月(9月)に読む本は
もう読み終わってるのですがまずはこれ
クリエイティブな仕事は「雑談+相談=ザッソウ」が良いとずっと思い信じてやってきた身なので待望の!っていう感じでした。
これはブログに書いてからこっちでも触れようかなと。
あと、データ指向なエンジニアリングの仕事を見直す意味でこれも
Clean Architectureを読んだあとなのでいいテンションで読めそうです。
あと、買うだけ買って読んでない岩田さんも今月なんとかしたい。
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