高齢者が引っ越すということ再び! ②
★1 諦めていくもの (涙)
部屋探し難航中の両親。
条件緩和に踏み切る。
まずはペットは諦めよう。
引きつる両親の顔を見ないようにしながら提案。
私がちゃんと飼うから、近所なら会いに来れば良い。
ねっ、そうだよね〜!と
渋々頷く両親。
3件だった物件が5件に増えた。
でも空いてなかったので同じ結果(汗)
味噌汁の冷めない距離から母の買い物が徒歩で行ける所へと拡大してみた。
が、やはり1階というのがネックとなり物件数は増えない。
八方塞がり……。
どうすればよいのだ!
弟や妹に愚痴を言う。
言われても困るだろうが、今はネットの時代。
弟や妹からも物件の知らせが来る。
限られた場所なので、やはり物件は被り件数は増えず、そして空いていてもやはり年齢で断られる。
この頃の私は、寝ても覚めてもこの部屋探し、で断られる……。
胃が痛い日々が続いていた。
夏が終わる……と焦りだした頃、妹が高齢者住宅はどうだろう?と言い出した。
★2 部屋探し次のステージへ
なんだかよくわからない?!
高齢者住宅とは???
しかしこの高齢者住宅探しで、今度は夫婦二人揃っている事で苦労することになる…。
実は高齢者住宅というものが周りにたくさんある地域に住んでいる。
何なら、ご近所さんが経営していたりするところもある。
ところが、夫婦一緒には住めないのである。
色々なところに聞いたが、単身者用がほぼであり、もし二人で同時に希望したら別々のところになるかも知れないとも……。
何だそれ?!
夫婦二人でいたら、二人で年を取るではないか(怒)
独りぼっち老人はいいが、ふたりぼっちはだめですとか……世の中にはいないのか?
みんな独りぼっちなのか?
困惑を通り越し、怒り爆発だ〜!!
しかし、世の中の老人世帯はどこに住んでいるのだろうか?
両親も多分だが、最初に部屋探しをした際日当たりを気にしなければ、今回断られたところに住めていて、引っ越しもしなくても良かったはず。
タイミングも必要な高齢者の引っ越しなのだ。
自分の時に役立つか?この情報!
両親も思っていたであろう、子どもたちに迷惑のかけない老後!
両親から迷惑は被っていない。
両親を取り巻く社会から迷惑を被っているのだ。
さて、またまた振り出しに戻った部屋探し…。
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