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私の執筆日記 【〇人称編】


 不定期掲載の執筆日記。本日は一人称と三人称についてお送りしたいと思います。


 

 小説を書いている皆さんは『一人称』と『三人称』をどうやって決めているのだろうか。

 と、私はカクヨムやnoteで小説を読んでいてふと疑問に思いました。



 投稿されている小説を拝見すると、どうやら一人称形式の方が圧倒的に多い印象。かくいう私も一人称で書くことが多々あります。

 だからと言って三人称で書かないわけではない。

 要は、『一人称』で書いた方が良い時と、『三人称』で書いた方が良い時が私の中にあるんですよね。



 ちなみに今、私がnoteに投稿している小説は一人称です。

 あくまでも私の場合ですが、恋愛小説を書く時は一人称の方が書きやすい。私が恋愛小説を書く時に重要視していることは、感情。感情の起伏を表現するのが恋愛小説なので、一人称形式の方がラク(言い方)。


 だから一人称で書く時はできるだけ、

登場人物の行動 < 登場人物の心情

を目指して書いています。むしろ、それこそが一人称の醍醐味だとも思っている。感情移入させてなんぼの手法だと思っているので。




 『じゃあ、いつ三人称で書くの?』て聞かれると、私がKindleで出版している異世界ファンタジー小説が三人称形式です。

 何と言うか、語り手がいないと進まない一人称で広大な世界観を描こうとするのはムリ。三人称だと視野が広くなり、主人公(語り手)がいない場面も自由に描けて、文章が客観的になるから読み手にいろんな解釈を求めることができるようになる。

 そうそう、あとメインキャラがぞろぞろいるような小説も三人称の方がスッキリする。一人称で書いてしまったら、せっかくの登場人物達が全部語り手目線になってしまうからね。なんかもったいない。裏表があるからこそ、登場人物達も生きてくるんだから。




 でもこれらは何度も言うように、あくまでも私のお話。

 結局何で投稿サイトでは一人称が多いのか。それは分からず仕舞いで終わってしまった……。






【文章】=【異次元の世界】。どうかあなた様にピッタリの世界が見つかりますように……。