愛世(趣味:小説書き)

小説を書いています。ジャンルは異世界ファンタジー、恋愛、etc. Kindleにてフ…

愛世(趣味:小説書き)

小説を書いています。ジャンルは異世界ファンタジー、恋愛、etc. Kindleにてファンタジー小説『群青のステラ』を4巻まで出版。 小説はこちら⏩https://amzn.asia/d/eoLCyqm ここには日常の呟きや短編小説などを掲載。スキは♥の証、フォローは興味の証。

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    私が執筆した、気軽に読める短編小説をまとめてみました。ご自由にご覧ください♪

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【Kindle出版】淡い輝き、満ちる時

 このたび、異世界ファンタジー小説『群青のステラ』に続き、私にとって2作品目となる恋愛小説『淡い輝き、満ちる時』がAmazonのKindleにて出版されました。  はぁー、長い道のりだったぁ。  この作品は、私が初めて書き上げた小説ということもあり、本当に思い入れの強い物語です。  メインの舞台は夜の公園、主人公となるのは新月の夜に出逢った少年少女。お互いに顔も年齢も分からない暗闇の中、毎夜語り合ううちに徐々に心許していく2人。しかし実は少女にも少年にもそれぞれ何らかの

    • 〘GW企画〙風景と文章で試し読み vol.1

         GW突入……ということで、私がAmazonのKindleで出版した異世界ファンタジー小説『群青のステラ』を画像で紹介していくこの企画。  まずは物語の冒頭である第一巻を順次ご紹介。私がセレクトしたシーンを掻い摘んで紹介していきますので、まぁ、雰囲気を楽しんで頂けたら幸いです。  また、もし小説が気になるという稀有な方がいましたら、画像をクリックしてみてください。  それではどうぞ。 《小説のあらすじ》  ここは魔法と魔獣が当たり前のように存在する世界。そんな

      • 価値ある一冊

         価値ある一冊。  AmazonのKindleで私の小説を出版するようになり、はや半年以上。  それまでの成果といえば、無料キャンペーンで何冊か注文があり、Kindle Unlimitedで少し読まれる程度。  そんな私の小説が初めてきちんと売れました!  正直、私が書いた小説が売れる可能性なんてないと思っていました。  どこの誰が書いたかも分からない。  作品と言うにはどうしても劣る。  そんな小説を『タダ』ではなく『250円』で売っているんですから。  そ

        • 【感謝】  私のKindle小説を読んでくださった方へ。  数多ある作品の中から私の作品を見つけてくださり、読んでくださり、本当にありがとうございます。  少しでも貴方様の記憶の片隅に残ることを願って……。そして今後もたくさんの良い出逢いがあることを祈って……。

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        【Kindle出版】淡い輝き、満ちる時

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          【短編小説】逢瀬数秒間の恋

           朝八時半を五分くらい過ぎた時間帯。街一番の大きさを誇るこの交差点を私はいつも通る。それは専門学校に向かう途中に現れる交差点。待ち時間は長し、人通りは多し、車の往来も激しい。  それでも私がこの交差点に立つことを楽しみにしている理由。それは――彼。  いついかなる時もキチンとスーツを着こなす若い男性。みんなが赤信号に痺れを切らしてだらける中、彼だけは姿勢を崩さない。信号待ち集団の前列は私の特等席。大通りの反対側にいる彼もまた、いつも一番前にいるから。その姿を大通り越しに見

          【短編小説】逢瀬数秒間の恋

          短編小説……。今日投稿できなかった……。

          短編小説……。今日投稿できなかった……。

          私流 小説の書き方 ④

          ★前回までの内容はこちら⤵  今回で企画はラスト。最後は『私にとっての執筆』というタイトルで送ります。  前回で述べた通り、私にとって物語を創造することは、謂わば現実逃避です。  まだ若かりし頃、人間社会に適合しない私はこの先どうなるのだろう。そんな不安を抱えた日々の中で私の元にやって来たのが、物語の数々。人間社会は暗いことばかりではない、明るいこともあるよ。本当はそう思っていないのに、そう思い込もうとするための手段。  私がKindleで出版した二作品もまた、この頃

          私流 小説の書き方 ④

          私流 小説の書き方 ③

          ★前回までの内容はこちら⤵  それでは今日は、「実はコレ、創作活動に繋がっているのでは?」という行いについて語りましょう。  その前に、前回の話で戸惑った方がおられるかもしれないので一言。  私は自分を寂しい人間だと表現しましたが、=悲しい人生を送ってきたわけではありません。  両親には愛されているし、兄弟にも愛されているし、学生時代は同性に好かれていたし、職場でも和気あいあいとフレンドリーに過ごしています。  だからと言って、愛され人生を過ごしてきた人間の感情が歪

          私流 小説の書き方 ③

          私流 小説の書き方 ②

          ★前回の内容はこちら⤵  それでは行きましょう!  今日のお題は『書く目的』。  こんな風に表現するとオカタイ話になるのかなと思われるかもしれませんが、いつものごとく……です。  小説に限らず、こういった創作物って、なにかしらの衝動があって生まれると思うんです。私的その代表がこちら。 ●主張  半数以上の作品がこれかなと思っています。社会派とか。メッセージ性の高い作品、たくさんありますよね。 ●アナザーストーリー  これは「自分の人生、別の道を選択していたら……

          私流 小説の書き方 ②

          私流 小説の書き方 ①

           どうもお久しぶりです。  今日は、執筆に関わっているであろう私の考えについて記していこうと思います。  尚、いつものごとく、大したことは書いていません。  小説は、書く人によって何を重要視しているのか変わってくると思います。  ある人は文章力を、ある人はストーリーを、またある人は小説そのものではなくてその先にある栄光を。  そんな私は何を一番大切にしているのかなと考えた時、あえて言うならば感情かなと思いました。  現に、私は読者の立場になった時、まず文章力はほと

          私流 小説の書き方 ①

          【お試し版】淡い輝き、満ちる時

           この小説は、AmazonのKindleにて書籍化された作品のお試し版です。  Kindleの書籍紹介ページではもう少し先までお試し読みができますので、もし興味のある方がいらっしゃいましたら是非どうぞ♪  少女はぼんやりと微睡む夜空を見上げていた。  辺りはどこまでも静寂が広がり、時折冷たい風が彼女の頬を撫でていった。ここは住宅街の奥に隠された、高台に佇む小さな公園。ブランコ、砂場、シーソー。だんまりを決め込んだ遊具の中で、たった一つ、少女のシルエットを背負ったジャングル

          【お試し版】淡い輝き、満ちる時

          短編小説【初心者同士】3/3

           澄んだ青空を見上げれば、抱くのは安心感。春風に揺れる木々の香りを嗅げば、思い浮かぶのは平穏。それこそ神崎隼人の願いであり、唯一の時間だった。誰にも邪魔されないひと時なんて、手に入れることが難しいこの時代。その難関を突破した隼人にとって、この芝生の上は貴重な拠り所であった。  柔らかい芝生の上に仰向けになると、一気に視界を埋め尽くすのは透き通った空。大海を泳ぐわた雲は右から左へ流れていき、小さな演奏会を開く草木はひたすら聴衆にメロディーを奏でている。特等席に寝そべる隼人は瞼

          短編小説【初心者同士】3/3

          私がKindle小説を250円で売る理由

           初めに申しますと、特に大した話はしませんので、期待して訪問された方には本当に申し訳ありません。  ここにいる方の中で、自身の作品をKindleで出版されたことのある方は結構いらっしゃると思います。  私もその一人です。  初めての出版。その際いろいろ調べたのですが、一番悩んだのが価格設定でした。そこでよく見かけた言葉が、 『読者に買ってほしければ価格を99円に設定するべき』 です。確かにそうだと思います。けれど私は小説を基本250円で販売しています。おかげで売れま

          私がKindle小説を250円で売る理由

          短編小説【初心者同士】2/3

          〜小春の場合〜  私の名前は卯月小春、今年の春にめでたく高校生になりました。  この季節になると、周りから必ず言われることが二つあります。一つは「卯月さんって春生まれなの?」。もう一つは「卯月さんって春っぽくないよね」です。  結論から言います。私は春生まれではなく、秋生まれです。小春という名前は、私の祖父が好きな昔の美人画から付けられました。春とは無関係です。卯月という苗字も、言うまでもありませんが祖先から頂いたものというだけです。  そしてもう一つ、春っぽくない私

          短編小説【初心者同士】2/3

          ……書けた。

           ……やっとで書けました。私が初めて執筆した小説の改訂版。正直もう書けないかと思いました。ハァ~、よかった〜。  すべてはこの小説を待ってくれている誰かのために。この物語の世界で生きている彼女達のために。  このnoteで、小説を書いていらっしゃる方の記事をいくつか拝読させていただきました。皆さん小説に熱情を注いで執筆されていらっしゃいました。中には幼い頃からたくさんの小説に触れて感銘を受けた方が何人もいらっしゃいました。その頃から『小説家になりたい』と皆さん奮闘されてい

          短編小説【初心者同士】1/3

           はじめに 思いつきでササッと書いた小説です。どうか軽い気持ちでお読みください。 (もしかしたら後々手直しするかもしれません) 〜隼人の場合〜  俺は神崎隼人、今年の春に入学したばかりの高校一年生。顔良し、頭良し、運動神経良しの、自他ともに認める学校一の人気者だ。  入学式では俺の噂を聞きつけた先輩女子達が大勢駆けつけ、入学してからというもの一ヶ月経ってもIDやプレゼント攻撃は止まず、「人集まる所にもれなく神崎あり」と言われるほど。「バスケ部に入部する」と噂が広がればバ

          短編小説【初心者同士】1/3