310: Freddie Mercury / I Was Born To Love You

U2「プライド」からどうつなげるか。今井美樹「プライド」だと、ちょっと安直すぎるし...
2004年に『プライド』というドラマがありました。主演はキムタク、ヒロインは竹内結子。
と書いたものの、私、一切ドラマを見ない人で、このドラマも、タイトルしか知りません。
で、このドラマの主題歌が、クイーンの「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」でした。
元々クイーンは、本国UKやUSよりも先に日本で売れたバンドですが、このドラマ主題歌により、またブームが訪れます。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』による世界的な再評価は2018年なので、日本の方が一回り以上早かったということが出来ます。
ただ、ドラマで使われたクイーンのヴァージョン、実はリメイクでした。
オリジナルは1985年にフレディ・マーキュリーがソロでリリースしたこちらのヴァージョンです(UK11位/US76位)。
当時はフレディのヴァージョンを聴いて、あまりピンとこなかったのですが、今聴き返すと、ちょっと安っぽいテクノ・ポップ風のサウンドが、いかにも80年代と言う雰囲気で、意外と良い感じです。
1991年にフレディが他界した後、残った3人のメンバーがオーヴァーダブして完成させたのが、先述のクイーン・ヴァージョン(1995年リリース)となります。
ドラマから17年。フレディだけでなく、竹内結子も、もうこの世にいないということに、時の流れの残酷さを感じます。

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