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2022年6月の記事一覧
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536: The Eagles / New Kid In Town
イーグルスの代表作と言えば、何と言っても『ホテル・カリフォルニア』(US1位/UK2位)ですし、シングルカットされUS1位(UK8位)になったタイトル曲も、文句なくバンドの代表曲です。 しかし、意外にも、アルバムからの1stシングルは、タイトル曲ではなく、実はこの曲(US1位/UK20位)でした。 グレン・フライのリード・ヴォーカルに重なる、ドン・ヘンリーのハーモニーが心地良いこの曲、サウンド面では、フェンダー・ローズとハモンド・オルガンの音色が印象的です。 これらを弾いているのは、新加入のジョー・ウォルシュ。ギタリストの印象が強いですが、多才な一面を披露しています。
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529: Joy Division / Warsaw
マニックス「A Design For Life」のタイトルは、ジョイ・ディヴィジョンのEP「An Ideal for Living」(1978年)に影響されたものと言われています。 ジョイ・ディヴィジョンは、ポストパンクを代表するUKバンドでした。 ただ、バンド名はナチス・ドイツの慰安所に由来するもの、そしてこのEPのジャケットもヒトラー青少年団が描かれており、当時はかなり悪評を受けたとのこと。まあ、無理もない気がします。 ただ、その独特のゴシックなサウンドは、当時から異彩を放っており、EP1曲目のこの曲でも、その片鱗を伺うことが出来ます。 ちなみに、この曲、歌われているのはナチ党副総統ルドルフ・ヘスのことで、イントロの「3-5-0-1-2-5-Go」というカウントは、第二次大戦時の彼の捕虜番号という、まあ、どこまでも徹底したバンドではあります。