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1兆年後の世界の夢を見た

先日1兆年後の世界の夢を見ました。といってもはっきり覚えているわけではないので、覚えていることを断片的に書いているだけです。1兆年後だと気づいたのは、その夢の中でそんな声が聞こえたからで、確たる証拠はありません。それはそうと不思議な夢だったので、いろいろ綴っていきたいと思います。

その夢の中には、深い黒い森と濃い霧、そして空には太陽ではなく、太陽よりずっと小さな赤色矮星が輝いていました。おそらくこの夢を見た原因は宇宙についての本を読んでいた際、太陽よりずっと小さな恒星である赤色矮星は核融合反応が穏やかに進むために、最長で1兆年以上輝き続けることができるんだそう。その情報があったからこんな夢を見たのでしょう。

そして森が黒かったのも、もし赤色矮星だと可視光の範囲の光ではなく、赤外線の放射が優勢になるため、植物の葉緑素が黒くなるという話を聞いたことがあります。その情報が黒い森を登場させたのかもしれません。霧についてはおそらく、赤色矮星のそばに存在する地球型惑星はスーパーアースが多いらしく、その影響で水を豊富に含んだ大気が存在しているという情報を得ていたからだと思います。

いずれにしても、その夢の中で自分がいた場所は太陽系ではないことは確かです。太陽の寿命は100億年程度と言われており、1兆年なんて到底輝けません。星が1兆年も輝こうと思ったら、水素をチビチビ消費していかなければなりません。実際恒星ができる条件を調べてみたら、太陽の質量の8%が下限らしいです。その質量なら計算上1兆年以上星が輝くことができるそうです。

こんな不思議な夢ってなかなか見ないものですが、寝る前に本などを読んでいると、その本の内容が夢に出てきたりします。夢って記憶の定着にも一役買っているなんて話も聞きますし、悪い夢でなければどんどん見た方がいいのかもしれません。一方で夢は覚えていないだけで実は毎回見ているなんて話もあります。どちらが本当かは分かりませんが。このように夢の話をしていたら、今日はどんな夢を見るか楽しみになって来ました。ただ怖い夢だけは見たくないものです。

あと余談ですが、1兆年後の夢を見たと言いましたが、この宇宙が1兆年先も続いているかは疑問です。今は宇宙も膨張している最中ですが、そのうち収縮に転じるとも予想されます。そうなるとまたビッグバンまで戻ってしまうかもしれません。宇宙の最後についてはまだ解明されていませんが、宇宙も常に変化し続ける存在であるため、今後の研究の結果を待ちましょう。では今日も一日頑張ろう。

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