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民主主義の危険性

みなさんおはようございます。本日は東京都知事選挙も近いということで、民主主義について考えてみたいと思います。現在では選挙も普通に行われているし、当然のことのように思っている人も多いでしょう。

しかし、世界にはまだまだ選挙がまともに行われていない国も多いです。不正選挙ともいえる事態が良く起きています。それはそうと、今日は民主主義の危険性というタイトルで話を進めたいと思います。

みなさんは民主主義が最も良い制度であると思っていないでしょうか?もちろん独裁制よりもいいことは間違いないでしょうが、民主主義もかなり大きな欠陥を抱えていると言えるでしょう。その証拠に独裁者は選挙によって選ばれているという歴史が証明しています。

特に有名なのがヒトラーでしょうか?当時ワイマール共和国は世界一民主的な国だと言われていたのに、一転して独裁国家に変貌しました。何もヒトラーは暴力によって政権を得たのではありません。あくまで合法的な選挙によって選ばれています。しかしその政策は?が付くものが多かったです。特にホロコーストなんかは最たる例でしょう。

なぜ、ドイツはあのような独裁者を選んでしまったのか?それは極度のインフレにより正確な判断ができなかったからです。これは今後の民主主義を運営していく上で重要な教訓となります。民主主義が成立する重要な要素として、投票者が冷静な判断ができるという前提があります。もしそれができないのであれば、あっという間に民主主義は瓦解してしまうでしょう。

これは近代だけではなく、古代ギリシャなどでも起きています。衆愚政治によって政治がめちゃくちゃになったことは世界史の授業で習ったかと思います。それほど民衆は賢くはないということですね。

今後も民主主義を維持していくためには有権者は冷静で最良の判断をしていかなくてはなりません。独裁者を生み出さないためには、センセーショナルな言説に飛びつかないことです。スキャンダルとか聞くとどうしても飛びつきたくなります。しかしそこで判断を誤ってはいけません。何が一番大事なのかを常に意識しておかなければなりません。その意味では今回の東京都知事選挙は大事な選挙となります。決して民衆を扇動するような言説に振り回されず、政策に問題がないかを意識して投票してほしいと思います。

私は東京都民ではないため、選挙権はありません。ですが、東京の首長を選ぶということは日本全体に関わって来る大問題です。民主主義を破壊された過去の歴史から学び、賢明な判断をしていただけるようにしてもらいたいと思います。

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