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【社長ブログ】円安って誰が得するん?損するん?

最新のドル円相場は2024年5月18日時点で
1ドル=155.65円です。
毎日ニュースで円安!円安!と連呼され
円安=悪いことのように報道されていますが...

本当に円安って悪いことばかりなんでしょうか?
そもそも今のレートって本当の円の価値なんだろうか?
色々と考えてしまいます...

ドル円相場について
少し昔に話を戻してみましょう!
〇1949年~1971年8月    1ドル=360円の固定相場
〇1971年12月~1973年3月 1ドル=308円の固定相場
〇1973年4月~         変動相場制に移行
〇1977年~1978年末     1ドル=180円を突破
〇1978年末~1985年     1ドル=200円~250円で推移
〇1985年~1988年末     1ドル=120円台に上昇
〇1989年~1990年初頭    1ドル=160円付近まで下落
〇1990年初頭~1995年4月  1ドル=79.75円を記録
〇1995年~1998年夏     1ドル=140円台まで下落
〇1998年秋~2000年     1ドル=103円台に上昇
〇2001年~2004年      1ドル=130円台に下落
〇2004年~2007年      1ドル=87円台に上昇
〇2008年~2009年      1ドル=84.81円を記録
〇2010年~2011年      1ドル=76.25円を記録
〇2012年~2013年      1ドル=100円台に下落
〇2014年~2015年      1ドル=124円台に下落
〇2016年~2018年      1ドル=120円~131円で推移
〇2019年~2022年      1ドル=150円台に下落

このように戦後~現在に至るまで
円安円高を繰り返しながら約75年...
その間に世界では
ベトナム戦争、オイルショック、湾岸危機、ベルリンの壁崩壊、サブプライムローン問題、リーマンショック、ロシアのウクライナ侵攻等々
日本でも
高度成長期、バブル景気、阪神・淡路大震災、東日本大震災、アベノミクス等々、本当に様々なことがありました...
ドル円相場はその時々を写す鏡のように変動を繰り返してきたのです。

1ドル=〇〇〇円と書いても
中々ピンとこないと思いますので...
例えば、アメリカでハンバーガーを買ったとき
日本円換算でいくらになるかを試算してみましょう!
※物価上昇や税・サービス料、チップは考慮しておりません。あしからず!

この美味しそうなハンバーガーをアメリカ滞在中に買ったとします。
1個20ドルと仮定しますと、
1ドル=360円のときは、7,200円
1ドル=180円のときは、3,600円
1ドル=120円のときは、2,400円
1ドル=80円のときは、 1,600円

このように海外のものを買おうとする=旅行者や輸入業者、また
その材料を使って商品を作る業者は、円安のときは大きな損失
なんですよねぇ...

では逆のお話!
このトヨタヤリスを海外に販売するとします。
税抜き価格1台16,000ドルと仮定して
※物価上昇や税は考慮しておりません。あしからず!
1ドル=360円のときは、5,760,000円
1ドル=180円のときは、2,880,000円
1ドル=120円のときは、1,920,000円
1ドル=80円のときは、 1,280,000円

このように海外にものを売ろうとする=輸出業者は
円安のときは大きな利益を得ることができます。

当然円高のときは、全くこの逆になります。

結局、円安円高どちらの局面でも
誰かが損をして、誰かが得をするんですねぇ!

きかいレンタルタマムラでも
ごくごく稀に海外の方からお問合せを
頂くことがございます。
以前にも韓国の方にレンタル商品を
ご提供したことがございますが...
そのときは円でお支払いを頂きました!
お問合せを頂いたとき
「ウォンで支払いになったらど~しよ💦」
と焦ったことを思い出しました...
他にも、各国大使館のイベントにも
レンタル品をご提供したことがございますが
全て円決済で完了致しました!
でもいずれドルとかユーロで支払い出来ますか?
って可能性もゼロではないので...
今から対応マニュアル作る必要あるかもしれません💦










     



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