日記 今日から俺は、の世界観
私が根が不真面目なのは、
小学校、中学校ともに、学校が荒れに荒れていたせいである。
小学校で学級崩壊は当たり前だった。
不真面目というより、
みんなもうやる気がなかった。
中学校はもう、今日から俺は、とか、ごくせんみたいな中学校で、ほぼみんなヤンキー。
こんなこと書くと、
引かれるかもしれないけども、
トイレのドアは小火騒ぎで、入り口のドアは外され開放されてしまったし、時計は壊れるドアは壊れる窓ガラスは壊れる、天井は穴だらけ。
かなり開放的な空間だった。破壊行為が蔓延。
先生とヤンキーはもう馴れ合いの、なあなあの仲だった。先生たちいつもかなりお疲れモードで、いつも授業中はかくれんぼや鬼ごっこの時間。ヤンキーが時折現れては、黒板消しちゃったりして、逃げてくのを先生が追いかけ回したりとか、留守が多かった。
ナイフで先生を脅すとか普通。恐喝とか普通。
飴舐めたりガム噛んだり漫画読んだり、もう無法地帯。
机をみんなで反対にして座ってみたり、
みんなで先生を驚かせようぜとか、
かなりエンターテイナーな教室だった。
あんな楽しい学校そうそうない。
無茶苦茶だけど、これがもうめちゃくちゃ楽しいのだ。
だから、今日から俺はとか、ごくせんみたいな世界である。
暴走族のバイクとパトカーが校庭を走り回るとかはあるあるで。廊下で消火器ぶちまけるとか毎日何かしらひと騒動あった。
そんなんだから基本勉強は塾でやっていた。
対して塾はスパルタだった。
今だと許されない感じのスパルタだった。
いかにも昭和スタイルだ。
でも塾は塾で、スパルタだけど、めちゃくちゃ面白くて、なんと運動会まであった。やる気がないから、スパルタという外堀がないと勉強に身が入らないあたりどうしようもなく私は不真面目なのだ。そのおかげで成績は良い方だった。
で、話を戻すと、中学がそんな感じだったから元々口も悪い。
販売員もしてたからお上品で口の達者な部分もあるが、悪い部分の素養は中学校で存分に養った。
やる気がないのはもうあの頃培われた惰性の延長で、もう仕方がないと諦めている。怠け癖が養われてしまって抜けない。
ちなみに私はヤンキーでもなければ、大した規則違反もしたことないが(多少はあるが)環境もあったせいか学校であんまり真面目に勉強した記憶はない。
でも脱力系な感じで、かなりのびのびと育ったため、真面目で堅苦しい感じが昔から苦手だ。
昭和の湘南は頑張っていた。
ヤンキーは結構面白い子が多くてね。
いつもクスッと笑っちゃう感じだった。
荒れてたけど根は良い子が多かったと思う。
こんな曲しか思い浮かばなかった。
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