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推奨される野菜350gとは、どれくらいの量?

以前、『ワンモア野菜と果物もう一品』で書きましたが、食事バランスガイド(農林水産省・厚生労働省)、健康日本21(第2次)ともに野菜摂取が目標1日350g以上とされています。
しかし、令和元年の厚生労働省の国民健康・栄養調査では、一人当たりの平均摂取量は野菜280.5g。
70gほど足りていません。

しかし、推奨される1日350gの野菜とは、一体どれくらい摂ればいいのか分かりにくいですね。

1)野菜350gの内訳は?

まず、野菜350gの中の緑黄色野菜と淡色野菜の両方をバランスよく摂る必要があります。
厚生労働省では成人の1日当たりの緑黄色野菜の摂取目標量を120gとしています。すなわち野菜と淡色野菜の比率が1:2の割合。
緑黄色野菜 120g以上
淡色野菜  240g以上
(緑黄色野菜+淡色野菜=350g以上)

2)緑黄色野菜とは

厚生労働省が定めた緑黄色野菜の基準は、「原則として可食部100g当たりカロテン含量が600µg(マイクログラム)以上の野菜」としています。
βカロテンが多く含まれる野菜を緑黄色野菜というのですね。
例えば、ブロッコリー、小松菜、春菊、ほうれん草、アスパラガス、にんじん、カボチャ、オクラなどなど。
トマトやピーマンなどは、可食部100g当たりのカロテン含量が600µg未満でも、緑黄色野菜に分類されています。


3)淡色野菜とは


キャベツ、白菜、レタス、大根、玉ねぎ、カリフラワー、かぶ、きゅうり、なすなどです。

4)分量の計り方

◎青森市のHPには、生なら両手で3杯
茹でたものなら片手で3杯が350グラムの目安と書かれています。

◎また、おおよそ小鉢5杯分と考えることもできるそうです。例えば、ほうれん草のお浸し、カボチャの煮付けなどを5皿ですね。


次回は、分量を計って野菜料理を作ってみたいと思います!


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