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借金生活から抜け出し資産形成をする方法

はじめに

  • これまでお金に関する内容をまとめていました。その中でも「お金を節約すること」については、誰でも始められることから、資産形成の入口として紹介してきました。今回は、借金がある人でも資産形成ができるようになるための方法をまとめてみました。

借金は身近な問題

  • 借金と聞くと普通はギャンブルや散財をした人が陥るイメージがあるかもしれません。例えば急なリストラで住宅ローンが払えなくなる人や他人の保証人で借金をする人もいるため、誰にでも陥る身近な問題と言えます。

借金の人の特徴

  • 借金を負ってしまう人の特徴として、「何にどれだけお金を使ったか分からない人」が多いと言います。

  • 皆さんは一か月何にどれだけお金を使っているか把握されているでしょうか?私もかつては適当にお金を使っていましたが、マネー管理のアプリを入れることで、支出を自動的に把握することができるようになりました。

借金から解放される5つの方法

①任意整理

  • 任意整理とは、お金を借りている相手(業者)と直接交渉して利息を軽くしてもらう方法です。この方法は業者と直接交渉をするため、他人に借金をしていることを知られたくない人にお勧めの方法です。

  • 任意整理のデメリットとして、ブラックリストに自身の情報が載ることで、一定期間クレジットカードやローンの審査が厳しくなることが挙げられます。また、そもそも業者と直接交渉をするため、一定のハードルがあります。

②自己破産

  • 自己破産は、任意整理とは異なり、第三者(裁判所)に入ってもらう制度です。裁判所が「借金を返す見込みがない」と判断した場合、借金が免除されます。

  • 当然新たな借金ができないことや、財産を没収されることはあります。

③個人再生

  • 個人再生は、「住宅ローン以外」の借金を減額してもらう制度です。適用されるには、裁判所からの判定や借金の総額が5,000万以下であることなどが必要ですが、住宅が残るというメリットがあります。

④過払金返済請求

  • CMでよく見ると思いますが、過払金返済請求とは、2010年より前に消費者金融などで借金をした人が、払い過ぎたお金が戻ってくる(可能性がある)制度です。

  • 注意点として、過払い金の請求には10年の時効があるため、思い当たる方はなるべく早く申し込むことが必要です。

⑤時効援用

  • 時効援用とは、5年間にわたって返済をしておらず、かつ業者からの催促もなかった場合は借金が消滅する制度です。この制度を適用するためには、「借りている側が」時効を援用するという内容を業者に内容証明で通知する必要があります。

  • 現実には5年間も催促が無い場合は考えづらく、制度としてある程度の認識で構わないかと思います。

一定の割合を貯金と自己投資に投下する

  • 借金が解消した次のステップとして、一定の割合を貯金することが重要です。具体的には「給与の一定額を自動的に貯金(投資)に回す」ことです。

  • 借金をするくらいお金を管理する能力が低い人については、給与から自動的に貯蓄や投資に振り込まれる仕組みを作るべきです。その仕組みさえできれば、貯蓄はほぼ確実に成功します。私は毎月自動でインデックスファンドに投資する仕組みを作っているため、嫌でも投資にお金が回されます。

  • 一定の貯蓄(投資)と同じく、一定の金額を自己投資に投下することも重要です。自己投資は、仕事のスキルアップでも、身体を鍛えるでも何でもよいですが、現状より、より良い自分を目指すためにお金をかけることを意識しましょう。

お金を賢く貯める口座の使い方

  • 具体的な貯蓄の方法をご紹介します。まず口座を以下のような用途別に4つ作ります。①生活費の口座、②貯蓄のための口座、③突発的な支出用の口座、④投資のための口座。

  • 使い方として、給与の6割は生活口座に入れ、2割は貯蓄用口座、1~2割は投資講座に入れることを自動で振り分けるのです。突発的な支出口座は、人にも寄りますが、例えば家電が壊れた時や結婚式のご祝儀などを想定した口座です。一定額さえあれば、増やす必要はありません。

  • また貯蓄口座が一定の金額溜まった場合、(貯めていても増えないため)投資用の口座で投資に回す方が良いでしょう。投資については、この記事では触れませんが、比較的リスクの低い投資商品がありますので、そちらを選ぶことをおすすめします。

以上、今回は借金というマイナス状態からの資産形成という内容でした。
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