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【2024/05】さんふらわあで大雨の鹿児島と桜島、そしてJR最南端の路線(2/3)

この記事の続きです。
さんふらわあとさんふらわあライナーに乗って大雨の鹿児島中央駅に到着したところから始まります。


鹿児島中央駅

大雨の鹿児島中央駅に降り立ち、不安を抱えながらも一日乗車券を使って市電に乗り、桜島フェリーのターミナルを目指します。
水族館口停留所を降りてからの歩きの間ももちろん大雨。

日曜日の昼間だというのにフェリーターミナルは閑散としていました。
フェリーターミナルがこんななので、船内の状況もお察しの通り。

昼食は売店のチーズバーガーと、船内のうどんで済ませました。つゆを吸ったごぼう天が美味しいのですがかき揚げのように固まっていないので箸だととても食べづらいのが難点でした。

桜島

15分ほどフェリーに乗って着いた桜島も当然大雨。そしてこの先全く写真が撮れていません。。
数週間前にe-bikeを予約しており、予約してしまったものは仕方がないのでレインボー桜島に向かいます。

フロントの人に予約していた旨を話すと「雨の日はお貸ししていないんですよね・・」と渋い顔。
その後裏で少し話し声が聞こえ、「スピードが出るので気をつけてください」と言われて貸していただけました。ついでにリュックも預かってくださるとのことなので、貴重品やタオル、飲み物などを自転車備え付けのポーチに入れて預けました。
レインコートとヘルメット(無料貸出)を装着して完全装備で時計回りに走り出したのですが、15分ほどで後悔し始めました。
レインコートで防げない下半身はすでに水に使ったかのように靴の中までビチョビチョ、レインコートで防いでいるはずの上半身は汗でビチョビチョ。
メガネに雨が叩きつけてただでさえ悪い視界がなお悪くなる。
一周する間に唯一撮ったのが、この黒神埋没鳥居です。

もう少し奥に行けば色々見るものもあったのでしょうが、この時の私は「早くホテルに着きたい」としか考えていませんでした。
幸い転倒することなく2時間で桜島一周を終えて、自転車を返却。全身ずぶ濡れになった私を憐れんでか、フロントの人がタオルを渡してくれました。
隣接する桜島マグマ温泉で、体の汚れと疲れを洗い流します。

しかし体を洗っても、汗と雨水を吸った衣服と靴が激臭を放っており、あまり意味はありませんでした。
宿舎の前から出る観光バスに乗って湯之平展望所に行きましたが、

驚きの白さ
写真に映り込む雨粒で、雨の強さが伝わるでしょうか

来たバスの30分後に来るバスでターミナルに戻る予定でしたが、こんな視界では見るものが一切無いので、来たバスにそのまま乗り、滞在時間5分程度でそそくさと湯之平展望所を後にしました。わずかにいた他の観光客も同じような行動をしていました。

帰りのフェリーでは先頭の席(視界ほぼゼロ)を陣取り、

再度水族館口停留所から市電に乗って天文館前で下車し、本日の宿、ホテルニューニシノに到着しました。

ホテルニューニシノ

最初に知ったのはこの動画からです。(こんなんばっかりですみません)

建物自体は年季が入っていますが手入れが行き届いており清潔感を感じます。とにもかくにも激臭を放つ衣類をどうにかしたいので、着ている服と、ついでに昨日着ていた服を洗濯機に放り込み、その間にさんふらわあの朝風呂から数えると本日3度目の風呂に入ります。

Good Point

  • フェイスタオル使い放題

  • 冷やしタオルがある

  • アカスリが素材の違いで2つ選べる

  • 水風呂がかなり冷たい

  • サウナの背もたれ部分だけ新しい部材を使っていて清潔感がある

Bad Point

  • 床がめっちゃ滑る(コケて足の小指を切った)

  • 脱衣所との境目にスノコが置かれているが、段差がなぜか大きくなるようにスノコに坂ができている

  • ととのい椅子が3つか4つしかない

  • 場所によってシャワーの勢いが弱い

服は洗濯できれいになりましたが靴はどうしようもなく、部屋のドライヤーを15分ほど当てても焼け石に水(この場合逆か?)で、歩くたびに中敷きからグジュグジュと水が滲み出てくる状態でしたが、仕方なくこの靴で夕食に向かいます。

上記の動画でも紹介されていたこちらのお店でラーメンと餃子を食べ、激動の一日を終えました。

最大の反省として、「悪天候で桜島の景観が期待できないなら桜島は諦めて、志布志駅から日南線・日豊本線で鹿児島中央に向かって駅メモ埋めるとかやればよかった」ってことですね。
いい年して無茶なことをやってしまいました。


翌日の枕崎はまた別の記事にします。
続き↓


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