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おせっかいの準備は必要

主人と2人で行ったスーパーでのこと。

怒号が聞こえてきた。
お父さんと思春期くらいの息子さんの二人連れ。
息子の方が何かにつけ怒鳴っている。
お父さんは静かに対応している。

分からないけど、彼が病んでいるのはわかる。
本人も、お父さんも辛いよな・・
と思うと心が痛くなる。

ふと、主人がフラ~とどこかに歩いていった。
おや?と思いつつ、私は買い物を続ける。
しばらくしたら戻ってきた。

帰り道、彼は言った。
「あの時、怒鳴り声が聞こえたでしょ。
お父さんと息子さん。
気になって、見に行ったんだよ。
もし、声を出す以上の事態になったら、自分が入ろうと思ってね」

そうだったのか・・
確かに、野次馬的に見に行ったのかも?
とは感じていたが。

「でも、息子さんは怒鳴って怒鳴って、
そして悲しそうにうなだれて、終わったんだよ。
そのあとは落ち着いたみたいだったから、離れた」

身体の不自由なかたに対しても同じだけど、
そっと見守る人たちがたくさん居ると良いなと思う。
サポートが必要なかったら、そのまま終わる。
何かあれば、すぐに手を差し伸べられる
そんな社会だといいなと思う。



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