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自己開示2 死別

私は去年再婚しました。前の夫は2019年に他界しました。
ある日突然。

悲しいより、急なことで事態が飲み込めなかった。
ちょうど、脳梗塞の退院をしたときのことだった。 
実家は車椅子の母だけなので、頼りにならず、でも困ったこともあまりなかった。ただただ心細かった。

まだ、あの時のことを振り返るのは辛いけど、気づいたことを残しておきたい。
■仕事があってよかった
病欠中だったけど、復帰は見えていたし、お給料もあったので生活には困らなかった。今思うと、あの状況で金銭的な不安があったら、かなりしんどかったと思う。正社員はありがたいんだな。
■友人の支え
心細さしかない私にはありがたかった。何も言わず、一緒に時を過ごしてくれたり、ラインで朝の安否確認をしてくれた友人のことは一生感謝してる。
ただ、人によっては、価値観を押し付けられたような気がして傷ついたこともある。あまり期待したり、寄りかかりすぎてはいけなかったと思う。これは、今後の人生でも言えることだろう。ただ、私みたいに悲しんている人がいたら、全力でサポートしたい。何か私に出来ることがあれば相談して欲しい。
■生きる意味
本当にわからなかった。毎朝起きたら「また長くて悲しい一日がはじまる」と思った。寝る時に「このまま起きることなく人生が終わるといいのにな」と思った。あのときは、とにかく夫の遺した遺品整理をするまでは私も死んだら迷惑がかかると思って生きていた。
再婚した今も生きる意味はわからない。ただ、寝る時に、佳き一日に感謝できるし、朝起きたら良い日にしようと思う。これは進歩だな。
■当たり前は当たり前じゃない
夫が居ることはすごく当たり前だと思っていたけど、あの日々は二度と戻ってこない。今の生活もいつかはそう感じるのだろう。
健康、家族、お金、生活、平和。全て当たり前じゃないんだ。ありがたいことなんだ。

そういえば、昨日の価値観カードで「利他」を選んだな。悲しんている人を少しでも支えたいと思う。
でも、グリーフケアや、カウンセラーはまだ早いとも思う。
何ができることがあればいいな。

あ、1つあった。葬儀の準備の時は私を呼んで欲しい。私は近親者の葬儀を立て続けに経験した。葬儀屋さんとのやり取りは注意点がいくつかある。要は「言われるがままにオーダーするな」と言うこと。そして多めに見積もった方が良いこともある。遺族はその判断がしづらいから。

今日も読んてくださった方、ありがとうございます。


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