美しい陶器とガラス工芸
私が今、興味を持って勉強をしているのが古代の歴史で、
日本最古の縄文土器が約1万2000年前に出土をしていまして、調べてみたら当時の時代にこんな凄い焼き物が作れるものなのかと衝撃を受けたのです。
最古のガラスが発見されているのが弥生時代でガラスの勾玉
で小さい青い勾玉だそうです。
奈良時代になると中国から三彩陶が入ってきてガラス質の焼き物になってきます。
同時にこの時代に正倉院にある瑠璃杯(るりのつき)などが輸入されてきます。
安土桃山時代になると更にデザインが洗練されていきます。
黒織部茶碗や緑色が目立つ織部焼きなどです。
私はこの重厚な緑色のデザインが好きだったりします。
江戸時代になると、更に技術が進んでいき、デザインの柄が華やかになってきます。
ケイ酸とアルミニウムを主成分とする白色の粘土の素地の白磁。
素焼きした白い色の器にコバルトを含んだ呉須という絵の具で模様を描きその上に透明な釉薬をかけて本焼きをした染付け。
赤を主調とする上絵付のある色絵の赤絵など。
滋賀の膳所焼 京都の朝日焼 奈良の赤膚焼(あかはだやき)
大阪の小曽部焼 福岡の上野焼 そして有田焼
和ガラス工芸では江戸切子 薩摩切子 天満切子 肥前びーどろ 琉球ガラス 小樽ガラス 津軽びーどろなどです。
どの型も良くデザインのセンスも洗練されていて見事で美しいので観ていて飽きません。
時代背景を追いながら陶器とガラス工芸の変化を追っていくと成長の過程が見えて感動します。
菅原道真は土師氏(はじし)の出。
土を扱う人々で土師器(はじき)と言う名の素焼の土器。
そして、子供の頃によく遊んだおはじき。
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