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アダルトチルドレンに起こりやすい身体不調とこころの関係①

はじめに

今回のnoteでは、アダルトチルドレンが抱えやすい身体症状について、こころが原因であることを掘り下げていきます。

アルコール依存症や鬱、パニック症状などの明らかな疾患でなくとも、心と結びつくものは多くあります。

アダルドチルドレンの場合は、幼少期に起こる身体的な症状を、親から「ひどい癖」と非難されたり、「心身虚弱で病気がち」と捉えられてしまったりします。

例えば、こんな身体の不調はありませんか?
・頭痛
・肩凝り
・めまい
・不眠(寝つきが悪い)
・歯の食いしばりで顎が痛む

また、こんな癖はありませんか?
・爪をかむ/ささくれを剝いてしまう
・貧乏ゆすり
・髪の毛を常に触ってしまう/抜いてしまう

このような普通の人にも見られる症状・癖の場合、原因が「機能不全家庭にある」とは思いません。

そのため、子どもの頃から続く症状や不調を、大人になる頃には「ずっとそうだから仕方ない」と諦めてしまう場合がほとんです。

自分の身体に起きているさまざまな症状と、こころの関係をしっかりと見つめましょう。
ひとりで抱え苦しんでいる人が、少しでも救われるように、私の経験も含めてお話ししていきます。

アダルトチルドレンに起こりやすい身体症状の原因

いくつかのnoteでお話してきたように、アダルトチルドレンが苦しいのは、子どもの頃に受けた心の傷が、何年も経って大人になったとしても強い負の影響の及ぼすからです。

そして、
今回取り上げる身体症状も、「機能不全家庭に育ったストレス」が原因となっていることが多いと言えます。

自分の身体に起こるさまざまな不調、また、止めたいと思うのに無意識にしてしまう癖は、子どものうちは「苦しい」とか「不快なもの」としか捉えられません。

一方、機能不全家庭において親や祖父母などの大人は、「○○は精神が弱いから・・・」などと不用意に言ってしまったりします。

「その癖はやめなさい!みっともないでしょ!」と声を荒げることもあります。

そういう言葉を常に耳にして育つと、「自分はこころが弱い」とか「この癖はみっともないんだ」と思い込んでしまいます。

しかし、自分を責めるのはまちがいです。

本当の原因は、あなたが幼い頃に、家庭において与えられた極度のストレスなのです。

あなたが幼い頃、家庭の様子はどうでしたか?
両親・家族からの愛情を感じられましたか?

・いつも両親が喧嘩ばかりしていた
・両親のイライラをぶつけられていた
・ささいなことで怒られ、怒鳴られた
・成績や容姿、運動神経など、何かにつけて「できない」と卑下された
・兄弟、姉妹と比べられた
・過干渉あるいは無関心だった
・お手伝いや家事、妹弟のお世話で自分の好きなことができなかった

このような環境下で育ったアダルトチルドレンは、
叩かれたり蹴られたりすることがなくても、恐怖や悲しみに長期間に渡ってさらされることで、心は「これ以上攻撃されないように」「これ以上傷つかないように」と、自らと閉じてしまうのです。

自己肯定感は育たず、常に自信がないまま成長していきます。

すると、
心をなんとか守ろうとして、身体はさまざまな症状を起こします。

「危険だよ」「もっと休んで」「もっと自分を大事にして」とメッセージを送っているんです。

私の場合

①夜尿症

これを話すことは勇気がいりますが、思い切ってお話します。

私が「夜尿症」を100%克服したと言えるようになったのは、働くようになってからです。
一番ひどかったのは幼少期ですが、頻度が少しずつ減っていったとは言え、20歳過ぎまで症状がありました。

小学校に上がるくらいになると、両親ともに気にし始め、泌尿器科を受診したり、喘息治療でお世話になる小児科の医師に相談したりしました。

漢方薬を煎じて飲ませられたり、鍼灸院に行って痛い針治療を受けさせられたりしました。

それでもまったく効果はありませんでした。

中学校の頃、「青少年の集い」という1週間ほど船に乗って交流する行事に推薦されたのですが、面談時に話を聞いた父は「うちの娘はああ見えて夜尿症があって難しいです」と断りました。

実際、林間学校や修学旅行でも、おねしょが気になって楽しめない子でした。

②夢遊病

小学校低学年くらいまで、夜眠って間もなくすると、怖くなって起き、家じゅうの電気をつけて廻る症状がありました。

毎日毎日、同じように1階から2階まで、すべての部屋すべての電気をつけて歩きまわります。

母親や祖母が気づいて止めると我に返るのですが、そこまでの意識がないので、なぜそういう行動に出るのか、自分ではまったく分かりませんでした。

家族も、最初は「怖い夢でも見たんだろう」と軽く考えていましたが、毎日繰り返す様子を見て「神経過敏なんだろう」とか「精神的に弱いんだろう」と思うようになり、「ちゃんと目を覚ましなさい」「なんでこんなことするの」と怒るようになりました。

③閃輝暗点と頭痛

これは今でもまだ残っている症状です。

普通の頭痛が来る前に、視界に雷のような稲妻が見えます。稲妻は最初は極小さく、だんだん視界全体に広がっていくので、物が見えずらくなります。

閃輝暗点が消えるとともに頭痛が来るので、「また来たな」とあらかじめ頭痛薬を飲んで対処できるようになりましたが、最初は頭が割れるんじゃないか?何か悪い病気じゃないか?と心配でたまりませんでした。

不調や癖は身体のメッセージ

あなたが今抱えている身体症状も、アダルトチルドレンが抱えやすいものであるかもしれません。

自分の心と身体が発しているメッセージに耳を傾けてくださいね。


最後に

読んでいただき、ありがとうございました。

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