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帰省の時期に考えてしまうこと…

大切なnoterの皆さまに、嫌な気持ちになって欲しくないので、予めお伝えさせてください。

もし、親子関係、実家との関係が良好で、実家に帰省されていたり、楽しい時間を過ごされている方がこの記事を見たら、気分を害してしまうかもしれません。










私は、見た目は普通の家庭環境で過ごした。
だけど、親が
過干渉の親だった。


小さい頃から
なんだかわからないけれど
人とのコミュニケーションがうまくいかなかった。
(最近になって、フォローさせていただいているnoterさんの記事を拝読して、それは親との関わりが原因、だったとわかった)

全く友達がいなかったわけではないけれど
表面的な付き合いは、できた。

でもたまに
自然に振る舞えない
ぎこちない

いつも、自分の本当の気持ちは出せず
遠慮ばかりしていた。
否定されるのが、怖いから。
何も言わない方が、うまくおさまるから。


人と関わるのが怖かった。
衝突が起きるかもしれない
何か嫌なことを言われるかもしれない
そしたら、最初から関わらなければいい。

そんな考えから
人とできるだけ関わらないように
人を避けていた。
1人が楽だった。
そんな自分が惨めで嫌いだった。


私には、"自分" がなかった。
ありのままの "自分"  は否定され続けてきたから。
誰か(親や他人)のための "自分"  になっていた。

周りは楽しそうに、キラキラしている。
私はなぜ、楽しくないんだろう。
私はどこかおかしいんだ。
ずっとそんなふうに思っていた。


大学生になって
距離的にも、より外の世界に行くと
やっぱりうちはおかしいと確信した。

でも、どうすることもできない。
このまま、こんなだめな自分とつきあうしかないと思っていた。

時は過ぎ
社会人になっても親との関係でギクシャクし
職場の人間関係もうまく築けず
自分自身を否定し続けた結果
うつ状態になった。

結婚して退職し、子どもが生まれ、
引っ越しもして物理的に離れられたのは、
幸いだった。

けれど
親のことで怒りが、涙が
とまらない日があった。

こんな自分が親になってしまって子どもに申し訳ないと、夜泣きながら、死にたいと思うこともあった。


去年の夏前、コロナも落ち着いてきたから
お盆に帰省して、実家に孫を見せにいかないと いけないと思い、むりやり親に連絡した。
しかし、その直後、具合が悪くなった。

あんなに好きな料理を、したくない
買い物に、行きたくない
外出したくない、人に会いたくない…

普通じゃない…
日常生活がままならない状態になってしまった。


このままではいけない、と思った。
子どものために、この状況を打破したかった。
無我夢中でインターネットで調べて
やっと辿りついた所が
カウンセリングだった。

これが、長年苦しんできた苦しみを解決できる
糸口になるかもしれない。


カウンセリングという手段があることがわかった。
次にやることは
どのカウンセラーさんがいいか。


とにかく探した。

何を決め手にするかは、何も考えていなかった。

カウンセラーさんが、どんな言葉を言っているか、それが自分にしっくりきたカウンセラーさんを選んだ。

自分に、響いた言葉を見つけた。
直感だった。
さらに、そのカウンセラーさん自身もうつを克服した方だった。
このカウンセラーさんなら、話をわかってくれそう。


カウンセリングを始めた当初はとても苦しかったけれど、カウンセリングの内容も自分に合っていて、少しずつ元気になっていった。


親のことで怒りを爆発させたり、泣くことはなくなった。
楽しく生きられるようになった。

克服は、した
と思った。



けれど…
実家に行って親と普通に話せる自信はなかった。
カウンセリングを受けている途中、カウンセラーさんに
「やっぱり実家には行けない気がします」
と話した。
そうしたら、

「行かなくていいです。さなさんが行きたくないんやったら、行かなくていい。」

と言ってくださった。

その時、親子でも、無理だったら行かなくていいという選択肢をとっていいんだと思った。


つまり、親よりも自分の気持ちが大切なんだと。


カウンセラーさんも、過去に同じような経験があり、うつを克服した方だったから、余計に説得力があった。


過去には、やっぱり親に自分の気持ちをわかってほしいと諦めきれなくて、
子どもが生まれた後、私も周りの人と同じように、良好な親子関係を築きたいと考え、何度かトライした。
親が私に放ってきた言葉の数々を伝え、傷ついたことを伝え、
それを聞いてどう感じているのか聞いてみた。

悪かった、ごめんね

そういう言葉は、親の口から出てこなかった。
そういうつもりで言ったわけじゃないと言われ、私の気持ちに寄り添ってくれなかった時は、本当にショックだった。
親という以前に
この人は本当に感情を持った人間なのか?と…。


そして、私の話を聞いた後、体調を崩したと主人に連絡が入る。親がうつ状態になるのだ…。


どうして親は私の気持ちをわかってくれないのか

子どもの心に寄り添ってくれないのか

もう、親と関わるのは厳しいと思った


今でも…
親に
電話は無理
メールもしない
そして、向こうからもこなくなった(以前はしきりに来ていたけれど、色々とあり…)



カウンセリングで
自分のことは癒せて元気になったけれど…



親は
心が未成熟
(だから、子どもを思いやることも、子どもの心に寄り添うことも、励ますことも、尊重することもできなかった。言葉としての理解はあるけれど、それがどんなものなのかが、親はわからないのだ。
親も過去、そんなふうに育ってしまったから…)




これも、フォローさせていただいているnoterさんの記事を拝読してわかったのだが、親は変わらないケースが多いのだという。
親がしっかり自分と向き合えば、変わるケースもあるが、自分と向き合うのが怖くてできなかったから、過干渉という形で子どもを自分の所有物にして、子どもの意思など尊重せず自分の思い通りにコントロールできる人形にした。

自分は愛情深い、自分は立派な親だと思い込んでいるのが、過干渉タイプの親の特徴。
だから、なぜ娘が親に反抗してものを言っているのか理解ができないのだと思う。
反抗は成長とは見なさず、親に歯向かうこと(攻撃)だと思っている。
自分の思い通りにならなくて、どうしたらいいのか困って…うつになるんだと思う。

未成熟な心を持った親だから
また変なことを言ってくるかもしれない。
わけのわからないことを話してくるかもしれない。
何を話しても話が通じない。
  
他の人とは普通にとれるはずの
コミュニケーションが、とれない。


自分の親ながら、落胆


もう、落ち込みたくない
あんなに傷つけられた場所には、もう行けない



生きづらさから、解放はされたけれど
こんな気持ちは残っている



これは
生きづらさを克服した
私のパターン


人それぞれ、いろんな結果になるとは思う



もし、今、生きづらさを抱え

苦しい状況が続いている人がいたら

それは

絶対治ると伝えたい。


私は40歳になってやっとカウンセリングの存在に気づいた。
そして、思い切ってカウンセリングを受けて、
解決できた。

もっと早くカウンセリングの存在に気づいていれば、もっと早く楽になれたかもしれない。

でも、子どもが小学生になって、少しだけ手が離れて、仕事も辞めてしまって、時間ができたあのタイミングが、ベストタイミングだったのかもしれない。


いろいろと長くなってしまった


カウンセリングを受けて
一番衝撃を受けたこと


それは

一番大事なのは自分

ということ


今まで人のことばかり優先し
自分のことを大事にしていなかった



誰よりもまず
自分を大切に


そして、自分の気持ち
ネガティブも、ポジティブも
どちらの感情も大切にする


いろんな感情が沸き起こった時、私は
「あなたは、今そう感じているんだね」
と自分で自分を認めてあげる


そうしたら
少し落ち着く



カウンセラーさんに教えていただいたこと






あなたの苦しみを理解してくれる人はそばにいますか?
まず、僕がその苦しみを受けとめます。
僕のうつ病が治ったように。
僕の人生が変わったように。
あなたの人生も必ず変わると信じています。



私の心に響いた、カウンセラーさんの言葉です。






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