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誰に何を求めることなく。自分の人生を心地よく生きる。

2ヶ月前にアニメ『呪術廻戦』を見てどっぷり沼にハマってしまいました(笑)。

私の推しは、五条悟です。眉目秀麗なのは言うまでもなく、最強である彼の活躍ぶりはやはり多くの人の目を引くものがあります。

私が、どうしてこのキャラにこんなにも惹かれるのだろうか。

その理由が今日、ようやく分かった気がするんです。


五条悟が伏黒甚爾と再び対戦した際のセリフで


誰も憎んじゃいない
今はただこの世界がただただ気持ちいい

芥見下々『呪術廻戦』より


天上天下唯我独尊のシーンですね。
彼は最強であるが故に日々の些事な事は自分にとっては何でもない。

生きていれば、悲しいことや辛いことだってあります。むしろ多いくらい。

私はそんなに強くないから、当然非常な現実に押しのめされて、心病むことだってあるんです。

その度に、強くなりたいと願ってきた。

だけど、別に強くならなくてもいい。手放せばいいのだ、と悟ったんです。

思い通りにならないことなんて無数に存在するし、他人をコントロールすることも私たちにはできません。

そしてついに、あることを決意します。


私がようやく手放せたもの


何か辛いことが起きる度に、いつも裏切られたような気がして苦しんできた私ですが、もう止めることにしました。

誰かを疎み、妬み、ある時は縋り、期待し、責任を他人に押し付けることを。 

世の中の全ての事象は、そうなることがはじめから定まっているのかもしれません。

そう仮定すると私たちには何もできないし、物事の因果を受け入れるのしかないのかもしれません。

今の私は、全てを受け入れる準備と覚悟ができたように感じています。

今の私は、たとえ家族・友人・大切な人が目の前から消えたとしても、多分何も感じないだろうなと思います。

いなくなって間もないうちは涙するかもしれません。
だけど、数日間も引きずるほどではないような気がします。

ある人は私を非情だ冷徹だ恩知らずだと言うかもしれません。
だけどきっと、私は何も感じないのだと思います。

赤の他人にどう思われようと私には関係ない。
私にとっては戯言だから、心にも響かない。

あの時の五条悟はどのような気持ちでいたのか分かりませんが、そういう飄々とした態度に私は憧れたのかもしれません(笑)。

誰かがこの世からいなくなっても明日はやって来るし、私はそれでも前に進まなきゃいけない。

それから、今自分が死んでもいいとさえ思ったりもしました。

それは決して自暴自棄になった訳ではなく、まだまだやりたいことはあるけれど、それらは死んだ後も執着するほどでもなくて、私はこれまでたくさんのことを叶えてきたし、これからも目標に向かって進んでいくのだろう、という前向きな姿勢です。

毎日、いつ自分が死んでもいいと後悔ないくらいに楽しんでやろう!なんて思えてきませんか(笑)?


私は、そんなことを考えるようになってから、心の靄が消え一気に青空が見えたような気がします。雲一つない快晴です✨。


皆さんにも幸あらんことを。

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