僕と怖いおじさん(芋けんぴ達の独り言) 第1話 みんな僕のことを知っているかな?(1)
【あらすじ】
試食、対面、移動販売の個人事業を営む主人公のおじさんの第二の人生と呼ばれる年齢できた『モテ期』の人生模様をコミカルに描いた物語。
50歳を過ぎたおじさんと未亡人、JK少女、女子大生、バツイチお姉様とのラブコメ・恋愛をお菓子の達の視線、視点から見た。確認をした物語で御座います。
西日本では有名な芋かりんとう君、全国では余り知られていない? と、言った事実も……。と、言うことで、自分自身のアピールと。どこが本当の名産地なのかをかけて、四国は土佐、愛媛……。九州は鹿児島、宮崎県とで……。あっ、そう言えば? 広島県にもありました。
それと、筆者が35年以上続けてきた販売、仲卸業で、取り扱いそした商品アイテムの案内もしていきますね。
中には世の出なかった珍しいお菓子の話しや今普通に定番にある商品なども多分? 筆者達が日本で一番最初に販売をした物なども機会があれば説明しますね。と、説明をした所で。
そんな芋かりんとう君なのだが。いつも自分自身を試食販売している怖い顔をした独身中年男性と、二人で商いを頑張る日々を過ごしていたのですが。そんな芋かりんとう君の主であり。販売者であるおじさんにヲタクの女子大生のお姉さまが、今住んでいるアパート家賃の滞納のために追い出されるから下宿をさせて欲しいと言ったところから。
怖いおじさんのモテ期が始まる?
でも芋かりんとう君の怖い顔のおじさんはマイペースだから商いを続ける人生を送っていく中に。
とうとう子連れの押しかけ女房様が?
まあ、とにかく? 芋かりんとう君達駄菓子・豆菓子・珍味・ドライフルーツ達の視点から、おじさんの恋と商いを見学させてもらうコミカルなラブコメ・恋愛・日常・商い日和のお話でございます。
筆者が昭和の時代から三十年以上続けてきた販売。小売り。仲卸業を終始したので、今迄の経験を簡易的に物語にしながら説明をしていきますね。
#創作大賞2023
#お仕事小説部門
#お仕事 #移動販売・対面販売 #ラブコメ・恋愛 #おじさん #駄菓子・豆菓子・珍味・ドライフルーツ #未亡人・JK少女 #女子大生 #人妻
第1話 みんな僕のことを知っているかな?(1)
「うわぁっ!」、
「いやだー!」、
「食べないでおくれよー!」、
「お願いだよ!」、
「許して!」と絶叫あげ、嘆願をする僕はね。
自身の身体が痛い。
痛くてしかたがない。
だから僕自身には、本来はついていない口をパカッ! と開いてね。
僕は悲痛な顔、表情で絶叫を吐いた。
まあ、僕の激痛のために歪んだ顔ね。
できるだけ他人……。
と言うか?
僕の場合はお客さまになるのかな?
まあ彼等、彼女等には。
できるだけ僕の歪んだ顔を見せないように。
僕は身体中に走る激痛に対して、耐え忍びでみせる。
でもね、少しばかり間が空けば。
「ううっ。ああっ」と。
僕は大きな嘆息を漏らし。
「僕は食べられちゃったよ。だから冥府へと行くんだよ。だからみんなさようなら」と。
僕は販売台の上に、丁寧に並べられている。
仲間達へと笑い、手を振りながら。
僕はサヨウナラを呟けば。
また何処からともなく。
僕の同胞達の悲痛な叫びが聞こえてくる。
「痛い。痛よ。いた、たた……」とね。
だから僕は同胞達へとお疲れさま。
よく頑張って耐え忍んだねと。
満身の笑みを浮かべながら、彼らを労う。
まあ、そんな僕達なのだが。
僕達はある人……。
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