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広島お好み焼き屋【皐月】の看板娘のリムは実は竜の姫巫女様でした! 第3話 目覚め? (10)

#創作大賞2023
#お仕事小説部門


 第3話 目覚め? (10)

「おい、幸。もしも今の竜田の言葉が、自身の義理の父ちゃんのことが好きだ。愛していると言った意味ならば。竜田の奴は不倫と言うか? 自分の母ちゃんから夫を略奪しようとしているみたいだから。こりゃ、大変なことだぞ」と。

 サチへと告げてくれば。

「もしも竜田に、あの美人の母ちゃんから奪いたいほど好きな男性がいると。この中学校の男子生徒達が知ったら大変なことになるぞ」と。

 上ちゃんはサチへと相変わらず興奮気味で告げてくる。

 でも上ちゃんはできるだけ他人は聞かれないように小声で、サチへと告げてきた。

 だって他人……と、言っても。

 クラスの女の子達が聞けば。

『竜田さん凄い~。年上の男性が好きなのね~』とか。

『竜田さん~、禁断の恋なんて素敵~。痺れちゃう~』、

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