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過敏性腸症候群ガス型が改善した症例紹介

お疲れ様です、羽田野です。

今回はこちらの、文献より、過敏性腸症候群ガス型の治療例を紹介します。

気になる方は、以下のリンクからお読みください。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/33/5/33_KJ00002383632/_pdf


症例は23歳、男性で、主な状態は、腹鳴。
16歳ごろに発症し、症状を抑えるために、食事や排便習慣、社会生活に極端な制限を自らに課していたそうです。
症状が出て人前で恥をかくことを恐れて、家族以外の人との交流はほとんどありませんでした。

この患者に、森田療法のうち、7日間絶食する、絶食森田療法を行いました。
その後、少しずつ食事を取り出すようになると、食事に関する制限がなくなり、食欲に沿って食べるように変化しました。
最終的には、制限が緩和され、生活を楽しめるようになりました。

森田療法を進める間に、患者は症状が問題なのではなく、「逃げる」事が問題であると、自身の原因を言語化できるようになっていました。

以上となります。

生半可な知識で絶食はやってはいけませんので、医者や専門家の指導のもと試してみるのは、一つの方法かと思います。

何がきっかけで症状が軽くなるかわかりませんので、一つの情報として参考になれば幸いです。

ではまた!

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