資格に寄りかかった人生ではなく、資格を超えていく人生を。
昨日は中小企業診断士仲間の司法書士さんと、財務コンサルタントさんと一緒に仕事する機会。
中小企業診断士の資格をとったからって独立できないですよね。
そんなことを言われることもあるけれど、自分はとって本当に良かったなと感じている。
ちなみに昨日の3人とも、別に中小企業診断士をウリにして仕事はしてない。それぞれの専門性があることが前提だ。
資格に頼っているわけではないけれど、資格があるから入れる門もある。若いときは特にそうだ。若いうちからいろんな経験をさせてもらえたのは、資格があったからだ。
だけど、いつまでも資格に寄りかかっていても仕方がない。中小企業診断士>自分ではなく、中小企業診断士<自分。
業界に染まりきってしまうとそれを見失ってしまうこともある。
資格に寄りかかっていると、その業界のつまらない政治に巻き込まれることもある。
中小企業診断士資格を取って得たものは知識も当然ながら、自信だ。
20代は「経営のことなんか分からない自信のなさ」があった。
税理士として社長と対峙しても、自分の知らない経営の領域がどれほどあるか分からない不安があった。底知れぬ不安だ。
でも中小企業診断士の資格を取る中で、経営に必要なのは網羅的にこの領域で一旦全てというのが分かった。そうなると、あとはどの領域が詳しいかだけだ。
それが今の自分に繋がっている。机上の空論だったかもしれないけれど、じわじわとその上に経験を積み重ねてきた。
まずは全体として何があるのか。それを知るためには、資格試験の勉強がちょうどいい。
そうしてうまく資格がとれれば、また次の挑戦に繋げればいい。その資格に留まり続けず、次を目指していけば、きっと唯一の存在になっていけるんじゃないだろうか。
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