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働きがいや成長できる環境をつくるために何が必要だろうか

今年毎週noteを書こうと思いながら、早速先週はnoteを書き逃してしまう。それでもぼちぼちと書き残していこう。

1月がはじまり、あっという間に2月になったけれど、ここのところ考えることはスタッフの成長についてだ。

うちは全員が会計の仕事がしたくて入社してきた訳ではない。それもどうなのかと思うけれど。
ぐんぐんと機会を活かして急成長していくスタッフに対して自分が、会社が何を提供できるのか。

税理士業務を突き詰めていきたいスタッフ達ならそのまま税理士を目指せばいいと思うけれど、みんなそうではないところが面白いと思うけれど難しい。

新しく入ってきた学生インターンもジャイアンみたいな子だった。
なんでやねん。

変わった人材ばかりのおかげで、飽きない毎日を過ごしている。

年始はSIGHTSの西澤君とほっこりと八坂神社でお参りしたのが遠い昔のように、怒涛の日々だ。

成長とはなんだろうか

人が成長できる環境は何か。そもそも成長とは何を指すか。
そう考えると「好奇心」と「探究心」をひたすら伸ばしていくことだと思っていて。

それが思考の深さに繋がる。自信に繋がる。
どんな相手とも対話できるうつわの大きさに繋がる。

決して業務ができるようになるだけではない。そんなことは時間が経てば遅かれ早かれできるようになる。

税理士業務のスタッフが行う仕事はルーティンのようにこなす日常業務がほとんどだ。うちの事務所はそのルーティンをきちんと流すように設計する仕事が多いので、かなり試行錯誤しながら進める部分も多い。

ただ、それも3年も経てばパターン的にこなせるようになる。まだまだだけれど、法人税申告書もある程度のレベルまでは当然つくることができるようになる。

それがうちの仕事で求めることの半分だ。

うちでしか働けない人材を育てるつもりはない。どこの事業会社に行っても恥ずかしくない人であってほしい。税務会計の知識は当然のこと、結局それは「人間力」というところに行き着く。もう少し掘り下げると「好奇心」と「探求心」をいかに伸ばし続けられるかだと思う。

税務・会計がある程度できるようになったその先に

もともとが会計志望ではない自由なスタッフたちなので、その先はそれぞれの好きな方向に伸びることができる環境をつくりたいという話を常々している。

まず、何者かになろう

外に出だす頃にそんなことも話していた。税理士事務所のスタッフではなく、どこかの会社のスタッフではなく、どんな小さなことでも自分を指名してもらえるような存在になろう。

そのためにいろんな人に出会ってもらう機会をつくっている。また、税理士事務所のスタッフではない立場で、いろんな人に会うといい。そうすると「自分は相手に対して何ができるのか」を考えるようになる。きっとそれが成長に繋がると信じている。

最初はそんな機会を通じて、半分の時間で税務会計の仕事をこなして、残り半分の時間は好きなことをして過ごしてもいい。
自分の成長のための機会を、自分でつくるのもいい。

長い人生、いろいろある

まだ41歳なので語るには早すぎるのだけれど、長い人生、いろいろある。
人それぞれやりたいことがある。

自分がそうだった。
税理士になって仕事に向き合っていく矢先の30歳になったときに思いがけず仕事ができなくなった時期がある。

それでも仕事をしながら、娘中心の時間を過ごすことができたから今の自分がある。
今思えばその3年ほどは自分の人生の中でもとても大切な時間だった。それがあるからまだ娘に嫌われていない。はず。たぶん。

キャリアの中断ではあったけれど、41歳になった今、ちょっとしたキャリアの中断は大したことではなかった。それでも完全に社会との接点が切れた時間ではなく、セーブしながらでも働けたのがよかった。そしてその期間に中小企業診断士の資格を取ったからできる仕事の幅が広がった。リスキリングか。

そうしたペースを落としても安心して働ける環境は、特に女性にはとても大切なことだと感じている。

自分自身が成長できているか

同時に今感じているのは、会計以外の残り半分でどう成長できる環境をつくってあげられるか。

そこは最近、税理士ではない自分のうつわの大きさや成長が試されてるなぁと感じる。
これまでは税務会計の知識を習得するのに必死だったスタッフたちも、ある程度その他の部分に視野を広げられるようになった。

税務や会計以外でも成長を実感できる環境を提供できているのか。
やりがいだけではなく、スタッフがみんな十分な給料を得られることもチームの目標としている。
でも会計にかける力は半分にしたいので、ただ会計事務所の売上を伸ばすだけではないことは分かっている。みんな昼寝もしたい。趣味も大事。もっと成長できる取り組みもしたい。給料もいっぱいほしい。

会社という枠組みを求めているようで求めていないチームなので、単純に組織化・標準化して人を増やしてチームを大きくしていくという選択肢も難しい。自由人ばかりだからだ。

そんなときにコンサルタントとして色々と姿勢を学ばせてもらった人からの言葉をふと思い出すことがある。

自分が人の成長を導いていくなんておこがましい。自分なんかをさっさと超えていってもらわないと困る。そうして社会は進歩していくのだから。

だからこそ、うちのチームは自分が導いていくのではなく「スタッフが360度どこにでも伸びられる環境を提供すること」なのだとあらためて思った。

自由と成長の機会を両立できる環境。
その提供できる環境の大きさを広げることが自分のやるべきことだし、自分にとっての成長なのだろうと思う。

そのうつわの大きさがスタッフがここにいる理由になるだろう。成長していくみんなが、ここにいるとどこまでも自由に成長していけるから片足くらいは置いておこうと思える環境をつくりたい。
それが支援者としてのうちのチームの成長にも繋がる。それが自分自身取り組むべきこと。

その先にはスタッフみんな住んでいる地域が東京だったり、海外だったり、自由にやっていると嬉しい。
うちの仕事のペースは自由に調整し、それぞれプライベートでも、成長の機会でも、自由に楽しくやっていってもらえる環境がいい。

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