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Conote

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みんなソレゾレ つづるツレヅレ、「コノテ」の中の、色彩豊かな note たち。
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#エッセイ

本を読む環境がすごく変わったのだが

そういえば僕が高校性の時はインターネットなんてなかった。 スマホもなかった。 ポケベルはあった。持ってはいなかったけども。 初めて買ったPHPの電話帳はマックス3件登録だった。 大きな本屋さんもない地方都市に住むフレッシュ少年。町の小さな書店が「本」との出会いのすべてだった。 まあとにかく何もなかった。家にはパソコンもなかった。 それがもう、今はどうだい。 本屋さんに行かなくてもKindleからサクッと本が買える。 選り好みさえしなければ月額1000円でAma

イギリスのココアのパッケージを眺めてみた

海外では「ホットチョコレート」の名称で親しまれている、幸せな気分になる飲み物ココア。日本ではあったかいココアの出番といえば冬なわけですが、イギリスでは一年中ココアの棚のスペースが小さくなることはなく、紅茶のスペースにかなうことはなくとも、コーヒーと張り合うスペースを確保しております。↓あ、これ全部です。はい。 本日はConote magazine Vol.8『おかしなお菓子』の寄稿記事として、お菓子と同じくらいパンチの効いたカロリー&幸せ感を与えてくれる、イギリスで販売され

とりあえず毎日セブンイレブンに行きたい

一番好きなコンビニはセブンイレブンです。 コンビニチェーンとしてはローソンやファミリーマートとは段違いにあとからやってきたセブンイレブン。 もちろん県外に出ていたこともある僕なのでその存在、お弁当お惣菜のクオリティーの高さに関しては知ってはいたものの、家の近くにでき始めたのはそれでもここ一年くらいの話じゃないかな? #Conote 008のテーマは「おかしなお菓子」ってことなので、ここではお菓子の話やセブンの魅力に関して書こうかと思ってたんだけども、お菓子の中でもひやっ

日本人女子が海外でセクシーに輝くとっておきの方法

みなさんのセクシーの定義って何でしょうか?世界に共通にして言えるのは、肌の露出が多ければ多いほどセクシー度は高いということ。でもむっちりボディで露出が高いのとガリガリボディで露出が高いのを比べると圧倒的にむっちりボディの方がセクシーだと感じる人が多いはず。痩せていることが美徳とされている日本でさえも! わたしの暮らすロンドンでもやはり、むっちりボディで露出度の高い女性のほうがセクシーなわけで、やせ形だとなんだかセクシーさが劣るという仕組みになっています。 そしてその「セク

#言葉のチカラ -amore-

Conote MAG.007「セクシーまたは私のライセンス」に寄稿するものですが、今後のブックレット制作、または肖像権を大事にするため、この記事は折をみて「旅する土鍋」マガジンに格納されることになります。ショート記事ですが、上記の理由によりご了承ください。(Cocciorino :地球のかけら)

有料
100

セクシーさを目指したことはあるか

#Conote も007号である。 007故に「セクシー、または私のライセンス」をお題に掲げた。 ボンドは大体モテる。モテるというか何故か女性がほっとかないし、おいおいいったい誰が喜ぶんだというベッドシーンが必ずと言っていいほど挿入される。 ああ、なんかボンド羨ましいなぁとか思った事は、実はない。 モテるってコトとセクシーであることとは、あんまり関係がない。 もっと厳密に言えば、モテたい、とは思っても。セクシーでありたいと思うことはないなぁ、今まで。 *** ■

さかのぼってフリッパーズギター

「当時好きだった女の子が好きだった」というきわめて不純かつ極純粋な理由で小沢健二に遭遇した僕だ。 渋谷系っていう音楽的ムーブメントっつーか、ジャンルっつーか、とにかく渋谷系と総称される一連の流れがありまして、とりあえず僕の中では渋谷系の中心は「小沢健二」なのね。 僕が小沢健二を知ったときはもう「LIFE」が出ちゃってて、その好きだった女の子にLIFE借りたのも今となってはいい思い出で。 あ、言い忘れてたけども、この原稿は #Conote 006 「カメラ!カメラ!カメラ

愛しい×ロンドン×カメラ÷わたし

わたしは写真の撮り方を学んだことがあるわけでも、カメラの構造について詳しく知っているわけでもありません。 ただ、写真を撮ることはわたしの生活、そして仕事の一部でもあり、わたしのnoteの記事内容の半分以上でもあります。 自分でもわかっているけど、特別写真の撮り方がうまいわけではありません。でもnoteの記事をおすすめにピックアップしてもらえたり、たくさんの人が楽しんでくれたりしているのは、きっと私の記事に登場する写真には「愛しさ」があるからかあなと自負しています。 そん

煙の思い出

告知をいい感じにすっ飛ばしたのですが、 #Conote 05 のテーマは「青春、そして衣替え」です。 で、ちょっと前にタバコのnoteを書いたんだけども、そしてこのタバコのnote を書くまで完璧に忘れてたんだけども、いい感じに思いだしたので書いておく。そんな思い出の話。思い出の話多いな僕(笑) ■ 僕は友達が少ない まあ、少ない。どう考えても多い方ではない。仲間は多かったけども、友達と呼べる人は昔も、そして今もすくない。 でもまあ、いないわけではない。 青春と聞い

キュレーテッドボーイの精選

時計を買った。 スマホを持つようになって何年も腕時計をはめていなかったけども、買った。 そんなに高い時計じゃないけども、気に入っている。さすがにいい歳になって打ち合わせに行くときに時計も付けてないのはナンダカナァと思ったのと、デザインが気に入ったからである。 まあぶっちゃけ完全私服出社なので、TPOとかそういうこと言う前にパリッとした服着ろよという話でもあるけども。 ・・・ 実際スマホがあれば時計はいらない。正直いらない。なくてもいい。 とはいえ、時計自体はすごく

ロンドンの街で素敵な時計、探してみたよ

世界で最も有名な時計台といえばそう、ロンドンのビッグ・ベン!ビッグ・ベンはただの時計台ではなくウエストミンスター宮殿という、いわゆる城の一部なのでもうその豪華さで、口が開きすぎて虫が入ってくること必至なわけです。 でもね、口あんぐり開けすぎて顎外れそうなほど美しい時計はビッグ・ベンだけじゃないので㌃! わたくしChioriが参加しているフレッシュ編集長率いるConote Magazine第4回目の記事お題が『時計』 ということで今回はロンドンの街で素敵な時計を探してみま

万愚節の告白

さあ、のろけようか。 思い起こせば2001年の4月1日、妻との交際が始まったわけです。 厳密に言えば、告白されたのは3月の31日で、ではお付き合いしましょうとなったのは、電話だったので、日付をまたいでの4月1日。 妻との件は別noteに書いたので、興味があれば。 「恋愛」というものについてのテキスト|フレッシュさん|note https://note.mu/shintarowfresh/n/n9c741c44edf8 なんとも、うん、面白い日付だったので、良く覚えて

おいしい「春の季語」

ー親愛なるアーバンベアーたちへー 季節ごとにちんまり登山をします。残雪に鉄爪たてる5月、山小屋びらきのころのそれは、季節の原点と、季節の芳香がするので好きです。イノセンスなアンテナがぴぴっと作動する冬眠あけのクマになる感じ。 さて、都会のクマは中途半端な冬眠をするので、ボケボケと季節をさがしにゆかないとなりません。 それを悲観せず、たのしく目覚めるために都会のクマは春を食べる。クマたちよ、コグマたちよ、たくましく「おいしい季語」を食べるのだ。ぼくら器たちも、その手伝いを

わたしを構成する60sロンドンカルチャー

パリ行きのラグジュアリーな海外ツアーはすぐに定員いっぱいになるのにロンドン行きのラグジュアリーな海外ツアーは定員が集まらず中止になることが多いという残念な街に暮らすChioriです。 さて、こちらの記事は編集長フレッシュさん率いる集団で構成しておりますConote Magazine第3弾のための記事で、 今回のお題は 『春の季語、または自分を構成するもの』 ということで、『わたしを構成した&いまもし続けるもの』について書いていきたいと思います。 *** 約20年前に