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クマに出会って人生変わった話

最近、新しいキーボードを買ったのでちょっと書いてみます。

この物語はフィクションです。実在の人物や実際の団体などとは関係ありません!


突然ですが。
あなたには人生が変わった瞬間がありますか?
人それぞれあったりなかったりすると思いますが、自分の変わった瞬間は
小3の冬。
厳密に言うと小学校低学年の時、季節は湯たんぽが必要だから多分冬。
そんなある日の夜のお話です。

自分の置かれた状況を説明するために自己紹介しときますね〜
2000年になるちょっと前、自分は予定日より3ヶ月早く生まれたにも関わらず、3ヶ月間保育器の中で過ごしプラマイゼロでした。
人生初のツーショット写真では衛生服を着てピースをする母が写っていました。
やはり美人である。(なかなか面と向かっては言えないけれど)

生まれたばかりの自分は33cm、754gの超低出生体重児でした。長い。
別に桁を間違えたわけでもなんでも無いですが、大きくなるにつれ3000g〜がザラにいることを知りヤバさがなんとなく分かりましたよ。
こんな状態だったのは早産だけが原因ではなかったんですよねえ。
自分達は一卵性双生児でした!
過去形だと言うことで聡明な読者諸君にはお分かりだろうが
死産、いわゆる誕生死であります。戸籍上も双子なのかどうかすら怪しい。
自分より先に生まれて(外に出て)いたので向こうが姉だと認識してますね。

(これは余談で最近知ったことなのだが姉の名前は『ばんしょう』になる予定だったらしい。初耳学。二人合わせて『神羅万象チョコ』ってか。そうなってたら二人で芸人か海賊王を目指していただろうと強く思った。自分の名前はとても気に入っているので、自分としては満足です。)

話がそれた。
花に包まれた写真と数ページだけ書かれた母子手帳、家に置いてある遺灰だけが自分の知っている姉の全て。
姉のことは結構早くから親から知らされていた気がする。このことは超感謝してます。
もう一人の自分!それはとてもワクワクすることで妄想が止まらない止まらない。
親がいなくてもオセロが遊べるとはなんと素晴らしいことだろう!!
一卵性双生児なので顔も同じはず、でも自分の中の姉はとても可愛くて上品でとても頭が良くて優しくてホワホワした存在となった。
実は心の中でめっちゃ自慢している。でへへ

空が明るくなってきたので一旦休憩。
クマ出てこねえじゃん!詐欺かよとか思わないでもうちょっとだから

えー、で、まあ小学校低学年の時はずっと前ならえでも腕を伸ばしたことがなく。チビでした。人並みにいじめられた時もありましたし(ただ先生に言いつける派だったので物取られても泣きながら先生連れてきて終わりって感じでした)
頭も良くなくてなかなかいい成績も取れなかったんですよね。
なので大体みんな通る道


自分じゃなくて○○だったら?

おんなじくらいポンコツなのでは?が今思うと正解だけど、
姉だったらもっと勉強できたんじゃないか
いい点とって親をもっと喜ばせられるんじゃないか
いじられることも無いんじゃないか……

こうなるともう自分がダメダメなんですよね。
人一人の命引き換えにして生まれてきちゃったのがこんなポンコツでいいのか!?いやダメでしょ……

姉の死因が、へその緒が首に絡まった窒息死だと聞いていて。
(思い込みかもいつかきちんと聞いてみたい。)
勉強は理解できないし親も喜ばせられないし(生きてるだけで喜んでるよ)
生きてる意味なくね?と永遠ループだったのです!!!!

そんなループは大抵夜にひどくなる。
いつからかは忘れましたがこっそり死にたくなりました。
ここで冒頭の話題に戻るわけです。お待たせいたしました。

画像のクマ、ただのぬいぐるみって訳ではなく、中に湯たんぽを入れて使う奴でした。重要なのはこのクマが腹巻をしていたことです。
いやどっか行ったみたいなんですけど本当に巻いてたんです腹巻、嘘じゃ無い。

当時の自分はちっちゃくて今では考えられないんですがこのクマの腹巻をスポッとかぶることが出来たんですね?
今だと頭怪我した人みたいになる絶対。
んで、首にかけた腹巻をくるくる〜って締めるとセルフ首締めの出来上がり!
子供ができる自殺方法とかそれくらいしか無かったんですね。

てなことを夜な夜なやりながら早くお姉ちゃんに会いたいなーって思ってました。

そんなことを繰り返していたある夜。人生の変わる瞬間。
あることに気がついてしまったのです。

このまま死んだら、もしかすると怒られるんでは???

ずっと死んだら(天国とか地獄は信じて無いですけど多分死んだ人には会えるという体で)よく頑張ったね辛かったねと姉に慰められる気満々だった自分ですが
もしこれ姉の立場だったらどうなる?
自分と引き換えに人生はじまった奴が突然こっちに来ちゃったとか言うわけですよ。しかもめちゃくちゃ親を悲しませてるし。
ふざけんなですよ。もうお前の姉なんかじゃない!大嫌いだ!!
ってなりますよね?なるんです。

その時の自分は姉に嫌われるとかこの世の終わりだったわけで愕然としたんですね。やばいやばいやばい、このまま死んだら絶対に怒られる。
姉に嫌われたら生きて行けない死んでもまた死ぬ。

そうだ!自慢の妹になろう!!!

向こう行った時に自慢の妹ですって姉が自慢できるようになればいいんだ。
つまり……

・有名になる。教科書に載る。
(今のとこ教科書にのれる要素一つもないので、長寿&恋人(物理)いない歴ギネス世界記録目指してます。)

・親は悲しませない。
(健康にぷくぷくと成長しました。健康優良児です。肉が増えて体が重いのでどうにかしたい。勉強は諦めましたごめん!!母は結構泣く人だったのですが犬飼い始めて元気になりました。ただ両親まだ過保護っぽいので2、3日どっかふらっと行っても大丈夫になりたい?
家族的には母を見守る父と子with犬って感じで、生まれてこの方ほぼ毛を剃ったことのなくても生きてこれた二人の遺伝子に感謝。良き家族です!)

・百まではなるべく好きなように生きて、そっから先はまた別の人生。

・死はそこらへんに転がっているものなので気を付ける。

こうしてこれからの人生の指針が決まった。
これが自分の覚えている最初の人生の変わった瞬間であった。

クマ(の腹巻)に出会って人生変わった話


次回予告
小学5年生となった自分に再び人生の変わる瞬間が訪れる。
それは後の人生のバイブルとなる

『ムシウタ』

との出会いだった。つづく……?


あとがき

ここまでお疲れ様です。自分でもよくわからないけど書いちゃいました。
この小3の辺りの考えが今の自分のベースです。
依存してるんじゃないかとか精神病とか言われそうで怖いんですけど、、
なんか人生の後に大きなご褒美みたいなのが待ってると思ったら、一気に楽になったんですよね。

そりゃ姉に会えないかもしれないけど、死んだ後のことは誰にも分からないならどんな想像したっていいんですよ。自分に超都合のいいように考えたっていいんですよ。想像力使わなきゃ損。

実年齢言うともっと上だと思った、年齢にしては落ち着きすぎじゃない?とかよく言われますがそりゃこんな素晴らしい精神的支柱があるんですものそうなりますよね〜
お前の一番大切なものを奪う!とか言われてももう死んでるし奪えないもん。(両親とかが天寿まっとうしていれば)最強では?
何事もなく育ったのリアル運が良すぎでは?(親のおかげ)
想像力豊かでよかった。ありがとう父よハリポタ全巻読み聞かせしてくれて。

嫌いな奴に関わるのも自分の人生の無駄だから見限って離れるし、怒るより前にすっと冷めちゃうし(友人がやばい道走って行ったら怒りますが今のとこそんな事はない)笑顔でいる時間も増えて周りもいい人ばっかだし良き人生です!
(実は、特撮で怪人にされちゃう人とか人を殴る奴やりたいとかで役者良いなと思うけど、まずは持続的にお金を稼いで生活できる目処が立たないと親に言う勇気が出ない……)(甘すぎ)(進路決めろ)(Vtuberやるならお悩み相談とジャンク分解)(構想頭ん中から出して書けハヤカワに応募しろ)(宝くじで運を見せつけろ)(お仕事お待ちしてます昆虫食レポとか来たら喜びます)

人生なんて些細なことで変わっちゃうもんなんです。ってことをこの小説もどきで伝えたかったんですかね自分は?
親の庇護下にあるから人生楽そうでいいなとか言われそう。その通りだよ。借金もないしさ。
ほぼ読まれなさそうだしずっと思ってきたことをつらつら書き出しただけだし、役に立つとは思えないですけどちょっとでも誰かの心が楽になったり笑ってもらえたら字書きとしては嬉しいなあ。
この記事が親にバレたら笑う。
そんな緊急事態になったらお金貯めて台湾旅行でもプレゼントします!

結論:RKのキーボードは超使いやすい。

Galaxyスマホで使ってる時だけ日英入力変換できないの何ででしょうね?

サポートもよろしくお願いしまーす!(良ければ)


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