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パーソナルジムに通う前にやりたい、パレオダイエット。

鈴木祐さんのベストセラー『パレオダイエットの教科書』を読んだので、簡単にまとめておこう。

『狩猟採集民族には、うつも肥満もがんもない』ということで、狩猟採集民族の食事、運動、睡眠を現代生活に応用しよう、取り入れようという主旨の一冊。

その上で前提として、いろんなダイエット方法がある中で、一時的なダイエットではリバウンドしてしまうから、一生続けられる方法を選ぶ必要がある。

なるべく精神的、経済的負担が少なく、自然とライフスタイルに取り入れられる方法として、パレオダイエットはオススメ(今日からできる方法ばかり)。

パレオダイエット式食事改革。

第一に。当然、狩猟採集民族の食事に加工食品はない。加工食品は食欲のセットポイントをずらし、食欲を増大させ、身体にとって不要な栄養まで摂取させる。

加工食品をやめることで、食欲セットポイントが正常化され、食べ過ぎからの肥満を避けられる。具体的には自炊頻度を高めていくことを目指すと良い。

第二として。狩猟採集民族は朝食を摂らない。現代で言う8時間ダイエット(食べない時間を16時間確保する、基本は二食)がこれに近い。

パレオダイエット式睡眠改革。

まずは光を制しよう。ブルーライトカットをするために、スマホPCの利用制限をする(睡眠一二時間前は開かないなど)。遮光カーテンを、導入して就寝時は暗室を確保する。

次に運動。週に150分の運動で睡眠の質が65%アップするデータあり。運動の内容はウォーキングや軽いジョギングでOK。

パレオダイエット式運動改革。

狩猟採集民族は1日に6-16km歩くとされる。1番多い活動はウォーキング。7割以上の運動が歩くこと。

狩猟採集民族の1日の消費カロリーは、800-1200kcal。これは現代日本人のおよそ3倍。

運動はやせるためではない。痩せるためなら食事改革のほうが重要。

本当の運動の目的は3つ。

1若返り(1日15分のウォーキングで心疾患、糖尿病リスクが大幅に低下)

2メンタル改善(1日20分の早歩きでうつ不安が大きく改善)

3頭が良くなる(1日10分の軽い運動で脳の『実行機能』=決断力が大幅にアップ)

運動の実践ポイント

まずはNEAT(非運動性活動熱生産)を高める。特別な運動をする前に、日々の活動量を増やす。エレベーターでなく階段を使う、一駅分歩いて帰ってみるなど。

続いてウォーキング。まずは1日8000歩から(クリアできたら10000歩、12000歩と目指す)。

この辺りがクリアできたら、週1,2回のトレーニングを追加で導入していく。

結論

パーソナルジムに通わずとも(いやパーソナルジムに通う前に)、やっておきたいのがパレオダイエットかもしれないね(パーソナルトレーナーとしてこれ書いちゃうっていう)。

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