芝屋根施工 (2017/5/22)
先日の防水シートに続き、いよいよ芝屋根の施工に入ります。
軽トラで芝を運ぶ。今回使用予定は、およそ120平米分。
今回使用した芝は、姫高麗芝という種類。
本当は野芝のほうが枯れにくくて良いのですが、今回は生育が強すぎて防水シートを破ってしまっては嫌だなという考えから、ちょっと根っこもマイルドな印象のある(イメージだけかもしれませんが…)姫高麗芝を使いました。
施工方法としては、先日の防草シートの上に、”防根シート” なるものを敷き(素材は不織布)、その上に芝を張っていきます。これは、成長した芝の根が、防水シートを傷めないようにするため。と思い、やってみました。
僕が使用したのは、農業の育苗用の防根透水シート。ふじもと農業企画さんというところから買いました。
防根シートも選択肢はいろいろあったけど、基本結構お高い。
防水シートもそうだったけど、僕の目標は、あくまでも ”芝屋根のハードルを下げる” というところにあったので、あんまり高価にしたくなかった。
もちろん能力が高いほうが安心なんだけど、今回は値段とのバランスも考えて、この商品を選択しました。これは200cm×100mで、1本¥36,000でした。
芝の束で押さえながら、ずずずと伸ばしていきます。
折り返し。シートは結構薄いため、基本どの部分も二重になるように、重ねしろを取っていきました。
敷いては押さえを繰り返し、なんとかシートが行き渡りました。
そしていよいよ芝張り。
ご覧のように、僕が今回とった施工方法は、芝を2枚重ねて並べていくというもの。本来必要なはずの土は、入れていません。裏返した下層の芝が、ゆくゆくの土壌になっていけばというものです。
一応、ネットで調べたところ、この方法でやってる方がいらっしゃいました。
メリットとしては、傾斜のある屋根でも、土の流出が避けれるんじゃないかということと、土を敷き均さなくてよいので、施工が簡単なこと。
デメリットは、芝の枚数が2倍いることと、そもそもこれで本当に生育するのかということ。
これも、実験です。
ずんずん張り進めていきます。
だいぶ張れてきました。
間が空いているところは、後ほどこの部分に土を入れて植地帯にし、他の植物を植えたいなというところ。
砂による目土を入れていきます。
ひとまず芝張り完了!!
数日後、植地帯への土入れ。
こんな感じになりましたー。
さあ、あとは無事に生育してくれることを願うばかり。
しばらくは水やりを欠かすことなく見守ります。
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