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【雑記note】新人のベテランデザイナーさん

※雑太郎は「雑記ノート」の表紙に使ってるイラストです。本記事に登場するデザイナーさんとは関係ないです。

ノウハウとかではなく、ただの日記のような投稿をこれから「雑記ノート」として投稿していこうと思います。

昨日は新人のベテランデザイナーのTさんとランチに行ってきた。コロナの影響で2交代制になったり、リモートになったりとで、歓迎ランチをずっとやれずに時が経ってしまってて、昨日やっと行くことができた。

どんな人?

同じ人材会社から参画した人で、年齢が二つ上の38歳の男性。デザイナー歴は15年のベテラン。紙のグラフィッデザインが長くてそのあとにWebデザインとWeb広告を経験したとのこと。フリーランスになってからはこの現場が2件目で、確定申告は今年初めてだったそう。

経験が長くて、立場が同じだと話しやすくていい

社会の仕組み的な話は、知らない人とだと言葉を選ぶ必要があるけれど、相手も同じ立場だから話がしやすい。いきなり「単価は上げていった方がいいんですかね?」とか聞かれるので、嬉しくなる。

話したことは、

・単価上げてった方がいいか、また上げるタイミングはどんなときですか?
・フリーランスっていいですよね。他に事業計画はあるんですか?
・杉江さんは人に教えるのが上手だし組織づくりに向いてると思います。

とこんな感じだった。

単価を上げるタイミングとは

単価の話になったのは、コロナの影響で現場の出勤体制が変わったよねってことがきっかけ。うちの現場は今週から①フルで出社②フルで在宅のどちらかになっていて、この方は①フル出社組。

「なんか不公平じゃないっすか。コロナのリスクにさらされてるんですよ。なんで在宅の人と出社の人に別れたんですか。どういう理由でそうなってるんですか。」ごもっとも。それにどう言う理由でそうなってるかは、僕も知らない。

「だから僕(人材会社に)言ったんですよもし僕がコロナにかかったら保証してくれるんですかって。できないって言われましたよ。」
気持ちはよくわかりますよ。気持ちはね。そういうもんですよね、個人事業主ですからね。
僕はいつも半年に一回で単価上げるチャレンジしてきたけど、今年は交渉していない。タイミングじゃないというかいつもお世話になってる会社に対して今困らせるようなことできないと思うから。

そもそも単価を上げるには「根拠」が必要だし、タイミングもあるからなかなか難しい。まずは実績と信頼関係ができあがってることが大前提。そこから交渉するわけだけど、単価を上げる根拠で「こういう実績を残しました」といっても「それ込みの今の価格なんで」で普通は終わってしまう。結局は「(今の単価のままだと)辞められて困るので、仕方ない上げるか」とう状況でしか上がらないと思っている。

だからタイミングというのは
①先方から新しい業務内容や立場のオファーがあったとき
②人が減ったり大型案件が立ち上がったりして、自分がいないと明らかに現場が大変になるわかるとき
かなと思っている。一つの現場に長くいるとこういうことの空気感もわかってくる。

ちょっと思ったけど、これって全部今までのことで。今後のコロナ時代ではもう単価上げるって難しくなりそう。

Tさんがフリーランスでやりたいこと

「杉江さんは今後の展望とかあるんですか?」と聞かれたので、
グッズを作って売りたい。クライアントワーク以外の方法でお金を稼ぎたいと話したら、Tさんも同じだ!ってなって話が弾んだ。

Tさんはアパレルをやりたいとのこと。Tシャツとかスウェットとかに自分のデザインしたロゴとか絵を印刷して販売したいと。

やっぱりクライアントワークだけじゃ不安だし、やりたいことをやることが人生だよねって。本当にそう思う。

Tさん「自分が子供の時に憧れたこととか、好きなことはずっと残っててそれをやらずに生きて人生終わるって本当にもったいないと思うんすよ。」

フリーランスになって、給料が増えて、週4勤務になって、一人暮らしで時間たくさんあるので頑張りたいっていってた。うらやまし!
※週5勤務で休日は子供と遊ぶ

まずはミニマムから始めようと思っているとのこと。法人化したら一気に進めると意気込みを教えてもらった。

僕がずっとやりたい思っているのはグッズ展開

僕の中で「ミニマムから始める」って言葉がすごく刺さりました。そっか、そうだよな。いきなりああしようこうしようじゃなくて、一つグッズを作るってところから始めればいいんだって思った。

例えば何でもいいけど、マグカップとかニーホさんのマグカップを作ったとする。それを会社で自分が使うと。それを見た人が「それなんですか?」って聞いてきたら「オリジナルグッズです」って言う。まずは自分が楽しく使えるかとかそういう視点から始めないといけないなって思った。

Tさんは自分が着る服は全部自分で作ったブランドにしちゃって、宣伝しながら生活すると言ってました。(この気概がイイとても)あとは接待とかでお土産とかも自分の作った服をプレゼントするつもりだそう。

なるほど。それが好まれてるかどうかっていう問題はあるけど、自分が売っている商品だったら価値(値段がついてるもの)があるわけだからそれをしてもいいんだなって思ったし、配る用のグッズというのもあるなって思った。

やっぱり僕はグッズ展開とそれに関連する販売と宣伝をやっていきたいんだなって改めて思った。そのための活動にシフトしていこう。「デザフェスも参加!」って思ったけど、今後どうなるんだろ。そういうイベント出展とか考えるとワクワクする。イラストの展示会参加も楽しかったからまたやりたい。なんて話しながら妄想が膨らんだ。

コーチングとティーチング

今仕事で「デザインを教える」ということをしているけれど、これに「コーチング」と「ティーチング」の二つがあることを初めて知った。Tさんに教えてもらった。

それによると、僕が好きで得意なのは「コーチング」の方で、指導、導くということ。制作業務で言うとディレクションが近いのかなと思う。「ティーチング」というのは基礎とから教える、やり方を教えるなどで、要は先生になるということ。杉江さんはどちらもできるからすごいですねと褒めてもらったので、素直に嬉しかった。

デザインのティーチングは難しい。僕自身はほぼ独学なので教えてもらったことがないからかもしれないけど、デザインの基礎は自分で頑張って勉強しようねって思ってしまうところがちょっとある笑。教えてて「そこから?」って思う時があるのでたぶんそれは「ティーチングも?」って意味なんだなと思った。違和感というか、モヤッとしてることがくっきりしてよかった。
※聞かれたらわかるまで何度でも説明しますよ!ご安心を!

これからは「ティーチング」と「コーチング」を分けて意識してインプットしたり実際に教えたりしてみようと思う。

新しい人と話すと発見があっていい。色んな人と話をしていきたい。あとは立場が同じ人だと話も弾みやすい。いつもこういう話をする相棒がリモート仕事で引きこもっちゃったから、話す人がいなくて飢えているのかも。。

では、また。

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