ボックスヒルズ・コップ

※ Box Hill はメルボルン郊外のサバーブで、高級住宅街…ではない。そういやメルボルンのビバリーヒルズみたいな高級住宅街ってドコだろう、ブライトンかな…。

さて、土用の丑の日にこんなツイートをした。

オォかわいそうに…。家族の、食卓の笑顔が待ってると思ってちょっと急いで すき家 に寄ったら青色の違反キップまでセットでついてきちゃった…!

これから毎年、土用の丑の日のたびに思い出すんだろうな、嗚呼かわいそう…。

注文の列から剥がされ、店外に連れ出されたオィサンにポリスメンが

「お父さん、ちょォ〜っと急いじょっちゃったんかねェ〜ッ⁇」

って分かりやす過ぎる追い込みかけよるところとすれ違いながら、強烈に思い出したワーホリ中のエピソードがある。

天気の良い日の午後の配達に出た直後、ダンデノン・ロードという幹線道路をシティ方面に走っていたら、1台のパトカーがパトランプを点灯させて、凄い速さで追い抜いていった。

100km/h以上出てるな…なにかとんでもない事件でもあったんだろうか…

カッ飛んでいくホールデン(オーストラリアの自動車メーカー)のデカいセダンベースのパトカーを見送りつつ…アッ、信号が赤だ…って止まろうとしたら…

そのパトカーがスーッと減速し、信号のすぐそばのサブウェイ(サンドイッチのチェーン店)の駐車場に引き寄せられるように入っていく…

…サブウェイで事件…?ターキーサンド殺人⁇

…の割に、パトカーから降りてきた警察官は落ち着いた様子でノシノシと店内に入っていく…すでに事件はバッドエンドを迎えた後か…?

信号待ちしてるここの位置からでは店内の様子がよくわからない。気になる。昼下がりにメルボルン郊外のサブウェイでいったい何が…⁉︎

ようやく信号が青になり、ゆっくりと車が進み出す…

さぁサブウェイの店内ではいったいどんな地獄絵図が…⁉︎と、通り過ぎざまに店内を覗き込んだ瞬間、私の目に飛び込んできたのは…⁉︎

ニコニコとサンドイッチの注文の列に並び、流れに沿ってオーダーしていくふたりのポリスメンの姿だった…‼︎

赤灯点けて、きっと信号もビュンビュンスッ飛ばして、遅めのランチ買いにサブウェイにパトカー乗り付けたメルボルンの警察。

なんだか、「かくもあられけるよ」って、良ェ意味で思った瞬間だった。
だからツイートの件も、パトカーでうな牛買いに来るポリスメンであってほしかったってワケ。

そういう世の中であってほしいな…!

ダメかな…?

ダメだったとしても、あからさまに危険!とか悪質!とかでなければ、ワザワザ目くじら立てない世の中であってほしいな…!

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