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コーチングの活用方法(目標達成以外)
定期的な思考のリズムを作る
コーチングの良いところは自分のリズムを作る事が出来る事です。
例えば、私のクライアントのとある経営者は「毎月第1、第3土曜日の9:00~」をセッションしています。この経営者は平日のビジネス時間は会社のみんなのスイッチがオンになっているので、みんなのスイッチがオフになる週末にセッションをする事になりました。
この経営者は下記のようなリズムでコーチングを活用しています。
【STEP1】(第1、3土曜日の朝に)
過去2週間の起きた事、顕在化した課題をコーチに話す。
【STEP2】
次の2週間をどんな2週間したいか等をコーチと話しながら頭の整理をする。
【STEP3】(翌月曜日)
月曜日から頭が整理された状態で2週間の開始
という感じです。
週明けの月曜日から、頭がスッキリした状態でビジネスを始める事が出来る。これをするだけで先の2週間のパフォーマンスがかなり変わってくる事になります。
強制的に思考する時間を作る
私のクライアントのとある経営者は、普段、あまりにも多忙で考えたいのだけど考える時間が無いとおっしゃっています。そこで「コーチングをする」という事で名目で強制的に時間を確保するという事を行いました。
緊急度の高い事は、あまり意識をせずに自然体で対応していく事が可能です。なぜなら自分で意識をするという事はもちろんの事、周りの人達も緊急度が高い事を知っている事が多い為、苦労せずに緊急度の高いものは対応出来ます。
一方で、重要度は高いにも関わず緊急度が低いと、どうしても後回しになってしまいます。これを放っておくと、ズルズルと時間が過ぎ、後回しになっていく事になります。
本来は強制的に自分のスケジュールにその「思考する」という時間を入れればよいですが、自分で設定した時間である為、どうして緊急な事(例えば会議)に使ってしまいます。
これがコーチとの約束としてしまえば、そこに強制力が生まれます。その時間を緊急ではないが重要な事に関する思考の時間に使えるわけです。
コーチングを利用して確り時間を確保するというのものコーチングの活用方法の1つです。
自分の思考を声にする場を作る
色々な経営者にお会いしますが、経営者は当然の事ながら普段がとてもよく考えておられます。
ただ頭の中で思考する(もしくは紙に書いて思考する)のと、声を出して思考するのでは頭の整理のされる度合が全く異なります。
それは「オートクライン効果」という効果があるか無いかの違いが大きいです。
コーチングで言うオートクライン効果とは、
自分が口にした言葉が
自分の耳を通して
自分の脳に対し刺激を与え
新たな気付きを生み出す
というものです。
この効果をコーチングによって実現します。自分で思考している内容をコーチに話す事によって、オートクライン効果が表れ、話すだけで新たな気付きが生まれ、思考の整理が加速します。
この効果を活用して頂く事もコーチの存在価値の1つです。
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