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セルフコーチングと通常のコーチングの違い

"セルフコーチング"と"コーチが行うコーチング"の違いは分かりますか?

とてつもないコーチングの達人が居たとしても、セルフコーチングがコーチングを超える事が出来ません。(但し、同じ技量を持ったコーチがコーチングをするとします)

それはなぜか。思考範囲が異なる為です。

意識領域・無意識領域とコーチング

人間の中の意識と無意識の比率は、(いくつかの研究結果がありますが)大凡「意識:無意識=1:99」と言われています。つまり我々は普段意識して行動している事は、全体の1%程度という事になります。裏を返せば99%の潜在的な意識に色々な情報が潜んでいるわけです。

次にセルフコーチングとコーチと行うコーチングの違いですが、大きな違いは、意識領域のみでコーチングするか、無意識領域も含めるかの違いです。これは定義というよりもセルフコーチングの限界と思ってもらう方が良いと思います。

セルフコーチング      ⇒ 意識領域のみ
コーチングと行うコーチング ⇒ 無意識領域を含む

セルフコーチングは、自分で意識出来ている範囲で、質問&思考をするので、どうしても意識の領域から出る事が出来ません。外部ツールの「セルフコーチングの質問集」を使っても質問を投げかけても限界があります。ほんのちょっぴり無意識領域の領域に入る程度でしょうか。固定化された質問なので、少しやればあっという間に意識領域の質問になります。

さらに相当の達人で無い限り、自分を客観的に観察し、今自分がどんな状況なのかを観る事も出来ません。結局、脳の思考レベルの小さい領域でコーチングをしているに過ぎないのです。

なので、往々にして「まぁ、そうだよね」という結果に至ります。

一方で、コーチが行うコーチングは無意識領域にアクセスする事が可能になります。セルフコーチングでは触る事の出来ない領域にアクセスする事が可能になる為、セルフコーチングと比べると結果が大きく変わってきます。

では、どれくらい変わるのか。

理論上、コーチの行うコーチングはセルフコーチングに比べて効果は100倍

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上記の図は、白丸が意識領域で、青丸が無意識領域です。実際に白丸と青丸の比率は1:99で作図しています。

そして白丸がセルフコーチングで、青丸(+白丸)がコーチが行うコーチングになります。視覚的にも分かる通り、思考する範囲が全然違うのです。

これから分かる通り、セルフコーチングとは比べ物にならないくらいコーチが行うコーチングはポテンシャルを持っています。

コーチがセルフコーチングが出来るにも関わらず、コーチを付けるのはコーチ自身がこれを知っているからです。

是非、コーチを付ける事をお勧めします。


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