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しんさい工房(廃業挨拶)

ちょっとした達成感と開放感。
そしてほんの少しの喪失感を覚えた101日目。

ステイホーム期間の暇つぶしの選択肢のひとつにでもなってくれればと思い始めた「しんさい工房」。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

基本三日坊主の僕が最後まで続けられたのも、たくさんのコメントや楽しく読んでくれているというみなさんの声があったお陰です。
本当に感謝しています。

毎回楽しみにしていますという声の数と、多いものでは300を超えるビュー数があったわりに、フォロワーが『13人』という驚きの微増で終わったこの物語。
みなさんが読んでくれていたと信じたまま終わりにしたいと思います。

誰もが『大丈夫』と思える社会をつくる

僕はとてもラッキーな人間です。

もともと友達も全然いなく、家族とも勘当状態になって帰れる場所もなくなり孤独な生活を送っていましたが、仕事を通じて出会った人たちに救われ、人のあたたかさを知りました。

社会人になってからも仕事を続けることがなかなかできず、6度の転職と雇い止めからの独立でいまに至っています。
予定外の独立で路頭に迷っていた時にも、助けてくれたのは過去に仕事で出会った方々でした。

ただこれは、たまたま僕の人生がそうであっただけで、この人生には再現性がありません。
人が変わるのに必要なのは誰かの経験談ではなく、その人が安心して一歩踏み出せるための環境だと思っています。


変わりたい人を、変われる人に。


自分の人生を変えたいと思っている人はたくさんいると思う。
人生を変える方法は至って単純です。
あらゆるビジネス書にも、たいてい同じことが書いてあります。

行動すること。
これだけです。

でも、それがなかなかできないことを、僕は僕自身の体験からよく知っています。
一歩踏み出すことは勇気がいるし、失敗することはとても怖い。
僕もそうだけど、基本的に『人は弱い』生き物だから。

僕はこの、『人は弱い』ということを前提としたやさしい社会をつくりたい。
社会を変えるなんて大きなことは言わないけれど、僕や僕と関わる人たちの周りには、そういう社会をつくりたい。

最初の一歩なんてどんな形でもいい。
人の変化は自転車のペダルと一緒で、最初の一漕ぎがとても重たい。
でも、一漕ぎ二漕ぎしている間にペダルは軽くなり、勝手に自走できるようになる。
そこまでいけば、後は止まる方が難しいぐらいだ。


『人は弱い』ということを前提に、誰だっていつからでも挑戦できる社会をつくる。
これが、僕たちがやっている社会実験。

何があっても帰ってこれるという安心できる居場所をつくったり、自信を取り戻すためのイベントを企画したり、自分が誰かの役に立つことで自分のことを好きになれたり。
そして僕たちがたくさんのチャレンジをし、成功だけでなく失敗も共有していくことで、失敗しても大丈夫という勇気を与えたい。

やさしさに寄り添う社会の実現は難しいけれど、だからこそ「弱くてもできるんだ」ということを証明したい。
僕たちはそんなチャレンジを続けています。


そんなやさしい社会を一緒につくっていきませんか?

まだまだやりたいことはたくさんあり、解決したい問題も山積みです。
一緒に活動を推進してくれる仲間も、活動を応援しながら進捗を一緒になって楽しんでくれる仲間も大歓迎。

自分たちがワクワクすることを形にしていき、その自分たちがつくったもので周りがワクワクしていく。
そして周りの人が楽しんでくれることで、僕たちも楽しくなる。

数の力で解決できる問題もある。
あなたも誰かの力になりながら、あなた自身のキャリアを一緒にワクワクするものにしていきませんか?


僕からの最後のお願いです。
僕たちの活動も是非覗いてみてください。
https://www.fanfare-sapporo.com


次は何を仕掛けていこうかな?
僕はまたたくさんのチャレンジと、たくさんの失敗を繰り返す。

しんさい工房も100日で廃業。
だから大丈夫。

頑張ってとは言わない。
一緒に頑張っていこう。

あなたならきっとできる。
何があっても、僕は味方だ。

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