髪の毛の3層構造に適切なケアをしてCMに出てくるような健康的な髪の毛へ
こんばんは、芝本です。
先週の記事で髪の毛は有害物質を排出する役割もあると書いてから、友人や仕事仲間から「頭皮や髪の毛を大事にしようと思った!」と嬉しい声がありました!
世の中に価値のある記事を書きたいと思っているので、人のためになったことがシンプルに嬉しく思います。
さて、本日の記事では髪の毛の成分や構造についてアウトプットしていきます。
健康的な髪の毛は男女問わず魅力的な容姿に見えますし、髪の毛が太くてしっかりしていると抜け毛の予防にもつながります。
健康的な髪の毛の維持のために、「そもそも髪の毛は何からできているのか」「どんな構造なのか」について一緒に必要な知識を身につけていきましょう。
髪の毛は3層構造でタンパク質がメインで構成されている
「髪の毛のケアを頑張っているが、そもそも髪の毛がなんなのか知っているよ!」という方は少なくはないのではないでしょうか。
ズバリ、髪の毛は水分、脂質、タンパク質で構成されます。そして、約80%はケラチンというタンパク質からできており、肌の角質や爪を構成しているものと同じです。
ケラチンの特徴としては、他のタンパク質よりも丈夫で硬く、弾力もあります。
ケラチン不足になると、髪の毛にツヤがなくなったり、細くなったりうねりが出てきます。
なので、「ケラチン配合」と書かれたシャンプーやトリートメントもたまに目にしますよね。
そして、髪の毛の構造は3つに分かれており、それぞれ、キューティクル・コルテックス・メデュラと呼ばれます。
下図にて、それぞれの特徴を書いております。
出典:髪の毛の構造について
1、キューティクル(毛表皮)
キューティクルとは髪の毛の一番外側にあり、内側にあるコルテックスとメデュラを守る役割を担っています。
キューティクルが健康な状態だと髪の毛がまとまってツヤが出ます。
キューティクルは硬いうろこ状の膜が4〜10枚ほど重なっており、合計して約0.5〜1.0μm(マイクロメートル)(1.0μmは1mmの1000分の1)の薄さです。
このキューティクルは濡れた時や熱を与えられた時、強い摩擦を受けた時に剥がれたり開いたりします。
開いた状態が続くと内側のコルテックスとメデュラがダメージを受け、切れ毛や枝毛の原因となります。
下記のような日常生活においてキューティクルは損傷します。
日頃からしっかりと意識して、このキューティクルを守る生活をすることが大事ですね。
2、コルテックス(毛皮質)
コルテックスは、上述のキューティクルと後述するメデュラの間にあり、髪の毛の85%〜90%を占めています。
髪の毛の色、太さ、硬さなどはコルテックスの状態で決まります。
このコルテックスは間充(かんじゅう)物質とマクロフィブリルから構成されます。
ここでぼくたちにとって特に重要なのは間充物質の存在です。
この間充物質が髪の毛の弾力やしなやかさを与えており、パーマやヘアカラーなどの薬剤が反応を受ける物質です。
間充物質はキューティクルが剥がれると流れ出てしまい減少していきます。
なので上述したようなキューティクルが損傷する行為を行っていると、間充物質が減少し髪の毛の弾力やしなやかさを失ってしまいます。
髪の毛のほとんどを占めていて、かなり重要な部分です。ここの健康状態で見た目や手触りが大きく左右されるので特に意識すべきポイントですね。
3、メデュラ(毛髄質)
メデュラは髪の毛の中心にあり、0〜5%を占めています。空気と水分を含んだ構造で、細毛や産毛には存在しておらず、赤ちゃんの「髪の毛」にはメデュラは存在しません。
実はこのメデュラの働きの詳細についてはわかっていない部分も多いのですが、わかっている部分では、空気と水分を含んでいるため保湿機能を高める働きがあります。
現代社会の技術力を持ってしてもメデュラの働きを細かく解明できていないことに驚きました。人間の体はまだまだ謎だらけということですね。
まとめ
本日は髪の毛の成分と構造についてアウトプットしました。
髪の毛は水分、脂質、タンパク質で構成されており、キューティクル・コルテックス・メデュラの3層構造でできていましたね。
それぞれに特徴があり、まだ細かい情報がないものもありました。
改めて毎日洗っている髪の毛について理解が深まりかなり勉強になりました。
基本的に栄養補給は食べ物からするので、しっかりと水分補給、脂質やタンパク質を補給することで、健康的な髪の毛を手に入れましょう。
ケア方法については後日書くので、楽しみにしていてください。
今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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