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【考察日誌】フリーランスや自営業者が「行動経済学」について知っていた方がいい理由

こんばんは、芝本です。

先日、西野亮廣さんのYouTubeを見ました。行動経済学についてお話をされていて、非常に興味深かったのでこの場を借りてアウトプットさせて頂きます。

そもそも行動経済学とは?

「人は極めて感情的で非合理的な選択をする生き物である」とする考え方で、判断をするときに市場規範と社会規範といったものが双方働いているとのことでした。

市場規範と社会規範とは?
老夫婦への対応を例えにしてみます。

老夫婦「1時間200円で雪かきをしてください」
→安いなと感じる:市場規範
老夫婦「お金を払えませんが、とても困っているので雪かきを手伝って頂けませんか?」 
→社会的に見たときに「手伝ってあげるか」と行動にする:社会規範

前者の時給200円だと安いと感じるのに、後者だとはるかに安い0円でも安いと感じない。つまり、意思決定の辻褄があっていないといえます。

内容はもっぱらシンプルでしたが気づきもありました。
行動経済学から学んだことは、「人間はあらゆる局面で判断基準が異なる」ということでした。

今回の事例で考えてみます。「時給200円での雪下ろし」は市場規範で考えると行動に起こしづらいことも、「困っている老夫婦を助けるべきかどうか」は社会規範で考えると行動に起こしやすいと捉えることができます。つまり、人の意思決定というのは、合意的で論理的ではないケースもあるということですね。

人間がとる行動全てに意味があるわけではないのだと気づきました。
と同時に、人の行動心理を知っておくことが、集客や価格設定にダイレクトに影響を及ぼしてくるということでした。

「行動経済学」とは少し離れますが、、、

人間関係を構築していく中で、些細なことが気になったりします。

当事者からしてみれば何も考えずに取った行動が、相手にとっては重大なことだったなど、みなさんも一度は経験があるのではないでしょうか。

イジめでもイジめた側は全く覚えていないことも、イジめられた側はずっと覚えているといったことがあるように、その時々で自分にとっては些細なことでも相手にとっては一生治らない心の傷になっていることもあるわけです。

仕事上、コミュニケーションを取ることが多いので、相手にどう伝わったかに注意してコミュニケーションを取ることが重要ですね。

皆さんもぜひ、自分の発するメッセージがどれだけの影響力を発しているのか、時に人を傷つける刃になっていないかまで意識して話してみるとより円滑に人間関係を構築できると思います。

コナン君の名言でこのような言葉があります。

「言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると厄介な凶器になる。言葉のすれ違いで一生の友達を失うこともあるんだ。一度すれ違ったら、二度と会えないかもしれねえぜ」

「行動経済学」の話しと言いながら、最終的には「人間関係」の話しになりました(笑)

「ヒト」を理解するということがビジネスにとっては非常に大切だと思いましたので、行動経済学に関してもっと勉強したいと思いました。

今日はここまでにします。ありがとうございました。

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