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オンラインの「子育て・発達相談」を開始して3ヶ月目に思うこと

2021年の1月からオンラインの「子育て・発達相談」を始めて3か月が経ち、私の相談室は、「個別指導塾」ならぬ「個別発達支援」をしているのだな、と思うようになりました。

多くの方は、1ヶ月後に再相談に来て下さるのですが、相談にのった私も驚くくらいの成長を見せてくれるお子さんの姿を見ると、嬉しくなります。


長く、幼稚園や保育園の保護者相談、自治体の発達相談の仕事をしてきましたが、単発ではなく、継続した保護者相談が、いかに子どもの育ちにとって重要で有効かということを目の当たりにしています。


懸念していたのは、オンラインでどこまでお子さんのことを観察、理解ができるのか、ということでした。
でも、画面を通してわかることやできる関わりは、意外に多いことにも気づきました。
唯一できないのは、直接触れ合ったり、遊んだりしながらのその子に合った関わり方をさぐることですが、私の指示で、親御さんに代わりにしてもらうことで補うことができます。

個別指導塾、ならぬ個別発達相談。
有効に違いないとは思ってはいましたが、その効果は予想を上回るものです。発達に凸凹がある子にとって、その保護者にとって、つながれる支援先が多いのは心強いことです。
すでに園で発達支援を受けているお子さん、療育や児童ディに繋がっているお子さんにも、多面的な視点からの「プラスアルファ」の支援や取り組みを提案することができます。

子どもが「より」のびのび、「より」すくすく育つために、保護者への継続した相談は非常に有効です。

この「継続した保護者相談」。発達支援の地域格差を減らしていくためにも、自治体、行政レベルで行われるようになることを心から願います。

Well-Being, based on Well-Developing!
(将来の幸せな生活は、よい発達の上に成り立ちます!)




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