誰も教えてくれなかった「死の哲学 入門」


キルケゴール VS  ヘーゲル

とてもよかった。
とにかくわかりやすい。

ドラえもんやエヴァンゲリオンへの例えが秀逸

「死に切る」というワード特に印象的だ。

洋楽で知らない人はいない「リンキンパーク」の例えも好き

結局、ルールを壊して、頂点に立つと、それまでの全ては過程化される

それになるのが、人を生きるということ。

これは僕の意訳

キルケゴールも、ヘーゲルも、
過去の自分に絶望している。

特に好きなワンフレーズ
「たいていの人間は、過去のことなど気にせず、自分を正当化したりごまかしたりして、周囲と同じように小さな幸せを享受して一生を終えますが、キルケゴールの場合はそうではありませんでした。

「内面は繊細で無垢な青年であり続けたためか、過去の自分の振る舞いを内省し、青ざめることになったのでしょう。彼は兄弟が早世したことも彼の不安を増幅させました。」

とても共感

僕は自分の死生観が問われる病気をしたことだが、すごく気持ちを理解できる

僕もまだまだ無垢な青年なのだろう。

僕も資産があれば、ずっと考えていたい。

でもちょっと考えを変えれば、この考えを今の仕事で実験、体験することはできる。

今日、てれびで宮崎賢治の話をしていて、彼は法華経を信じていた。

そして師匠に言われたのが、

「自分の得意なことで法華経を広めなさい」

そうして、世に出たのが、皆さんも知っている童話である。

どれこれも、幸せとは何かを問いかける内容になっている。
法華経を彼は「童話」によって、普及したのだ。

手段はいろいろあるが、まだまだ、哲学、仏教の世界に入り込みたい。

はじまりのきっかけは

「自分とかないから」

この言葉の深さを改めて知る。

おわり。

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