サカドー

本のレビューを始めた会社員

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最近の記事

「なぜ人間には宗教が必要なのか」

宗教を改めて、学び直し というより、なんとなくでしか理解してなかったものを現実を見に行く冒険 仏教から入ったが、宗教の世界は面白い お気に入りシリーズ 愛と慈悲の違い キリスト教の愛 「自分のして欲しいことを相手にしなさい」 仏教の慈悲 「相手のしてほしくないことはするな」 キリスト教の愛は 自分都合がベース 自分の愛を受け取ってもらえる時はいいが、受け取ってもらえないと「憎しみ」に変わる 仏教の慈悲は 自分以外は気にしない 与えるのではなく、共に分かち合

    • 誰も教えてくれなかった「死の哲学 入門」

      キルケゴール VS ヘーゲル とてもよかった。 とにかくわかりやすい。 ドラえもんやエヴァンゲリオンへの例えが秀逸 「死に切る」というワード特に印象的だ。 洋楽で知らない人はいない「リンキンパーク」の例えも好き 結局、ルールを壊して、頂点に立つと、それまでの全ては過程化される それになるのが、人を生きるということ。 これは僕の意訳 キルケゴールも、ヘーゲルも、 過去の自分に絶望している。 特に好きなワンフレーズ 「たいていの人間は、過去のことなど気にせず、

      • 頭のいい人が話す前に考えていること

        今日の一冊 まずなぜこと本を選んだのか? それは本屋さんで「東大の読書術」をパラパラ読んでた時に、 「まずベストセラーを読む。自分にとっての意味づけは後でする」 というフレーズで迷わず、当書籍を手に取った。 というわけで、 結論からw だって結論から話せという本だったから。 僕なりの結論 「軸を相手にすること」 先週まで「自分とかないから」で自分軸の話から逆に振っている 話そうとするな 聞こうとする 聞こうとするな 興味を持つ すごくわかるけど、ちょっと納

        • 続・自分とかないから

          改めて読み直すと刺さる言葉が違ってくるのが本の世界 言葉の魔法。 フィクションの世界。 Noteに書いたのは以下のことを紹介したかったから。 【おれがいるのだ】という慢心をおさえよ。これこそ最上の安楽なのだ ウダーナヴァルガ 30章 一九 すごくいい 見たくない、現実世界から離れられる 自分というのが、あるから苦しいのだ 筆者の「自分とかないから」に込められた思いを垣間見た おれとは一体なんだ? 僕もここで悩んでいることが多くある この本で気づいたこと 自分と

        「なぜ人間には宗教が必要なのか」

          自分とかないから

          登場人物みんな変わってる、けど憧れるそんな6人の哲学だった。 この世は「フィクション」でできいる。 「空」の世界 考えると楽しいけど、登場人物、ほぼ社会性なかったのは、納得 特に気に入ったのは、親鸞さん 「善人なおもて往生をとぐ、あわんや悪人をや」 『歎異抄』第3条 ・著者の意訳ひとつめ 「ダメなやつほど救われる」 とてもいい ダメな自分を曝け出す 簡単なようで難しい ・著者の意訳ふたつめ 自分を「嘘つき」と思ってる人は全員「正直者」 自分を「正直者」と思って

          自分とかないから